2020年12月4日金曜日

完成 5号機 6DJ8 差動ミニワッター

昨日、完成に漕ぎ着けた。
心地よい音で鳴っている。
最初のblog記事の日付は2019年4月25日だ。なんと完成まで18ヶ月掛かった。普通の人のペースではない。

■不良箇所
組み立てても、左右の音が混じり込んでしまって、トランスの正負が間違っているのではないかとトランスの製品の出来を疑った。
色々試した結果、真犯人は私のハンダ不良だった。
初段ボードにコネクタを多用したが、その信号インプットのGND線の銅箔が切断されていたようで、ハンダをたっぷり盛って導通を確保した。
何度も何度もコネクタの結合・切断を繰り返したので、ボードの銅箔が疲労して、断線したのだと思う。
解決しない時は泣きたくなったし、初段のボードから部品をもう一度取り外して、平ラグに作り変えた方が良いかと思った。解決した時はとても嬉しく、多弁になった自分がいた。もちろん音にも満足している。

■Things to do
まだ、以下の点は手付かずのまま。

差動バランスの調整が未了なので今後。(Volume調整がしにくい配置になっている。)
バスブーストは直結したのでジャンパーピンを使用してON/OFFを切り替えたい。
特性の計測

■取り敢えずの完成写真
醜いはらわた
前景
はらわた 電源側を視ル
はらわた 入力側視ル
課題が多かった初段ボード
電源ボード
真空管周り

2020年10月19日月曜日

東郷ララポート内 マキハラ魚市場へ行ってみた


 マキハラ魚市場が 東郷ララポートにできたので、行ってみた。
蒲郡市形原漁港の仲買の牧原水産が経営しているとのこと。

魚屋と食事コーナーがあるようだ。

魚屋さんで イワシの刺身5匹400円と甘鯛の刺身 4匹500円(2匹だけにして250円)

計650円+ 税

2人分には多かった。3〜4人分と思う。

でも、非常に嬉しい買い物だった。

2020年10月1日木曜日

トランジスタ式ミニワッターで参考にしているページ

トランジスタ式ミニワッターで参考にしているページ

(1)トランジスタSEPP 出力段バイアス回路
                            SEPP-OTLアンプその2
        ↑難解ですが良さそう。LTSPICEでシミュレートすると理解が進む?
理論は以下の様に記載されている。

トランスリニア回路とはバイポーラトランジスタの指数特性を利用した回路です。

トランスリニアとは transconductance linear with current の意、ギルバートセルで有名なバリー・ギルバート氏 の発明です。

トランスリニア原理によると、下図のようにVbeの和が等しい回路のIcの積は等しい。この原理から乗算、除算、諸々の回路に応用されてます。


 Trans Linear Biasのシミュレーションをしてみた。
  Vbe(1)+Vbe(2)=Vbe(4)+Vbe(5)ならば、
  Ic(1)*Ic(2)=Ic(4)*Ic(5) となる様なので、

注)2022/2/17更新_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
LTspiceのシミュレーション結果から、上記の式は成立していない。
私の理解が不足しているのに、自分の都合のよいように式を解釈している状態。
以下が正しいようだ。 (入力が0V~1.0Vの範囲では比が等しいが成り立つようだ)

  Vbe(1)+Vbe(2)=Vbe(4)+Vbe(5)ならば、
  Ic(1)*Ic(2)Ic(4)*Ic(5) となる様なので、
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

バイアス側(Q1,Q2)の電流とSEPP側(Q4,Q5)の電流の積が等しいなら、
   バイアス側のIc(1)*Ic(2)は常に正なので、
   SEPP側(Q4,Q5)の電流は枯れることがないと読める。
   電流が枯れないで連続しているので、SEPPでよくある0mAのトランジェント
   スイッチング歪み がない滑らかなものが利点と読める。

   Q3,Q6のトランジスタのBaseに大きい電流供給がないなら、
   Q1,Q2の電流は、二つの抵抗でほぼ決まり一定に近い。
   この例だと10mA程度。 Ic(1)*Ic(2)=100mA^2
   仮に、Ic4=100mA,Ic5=1mAなら、  出力(8Ω) 0.8V,99mA      ≒  80mW
   仮に、Ic4=200mA,Ic5=0.5mAなら、  出力(8Ω) 1.6V,199.5mA ≒ 320mW
   仮に、Ic4=300mA,Ic5=0.33mAなら、   出力(8Ω) 2.4V,299.7mA ≒ 720mW
     Ic3≒Ic4=100mAだとQ3,Q4のPower Dissipationはそれぞれ0.36W,0.06Wになる。
     Ic3≒Ic4=200mAだとQ3,Q4のPower Dissipationはそれぞれ0.56W,0.12Wになる。
     Ic3≒Ic4=300mAだとQ3,Q4のPower Dissipationはそれぞれ0.60W,0.18Wになる。
     Ic3≒Ic4=400mAだとQ3,Q4のPower Dissipationはそれぞれ0.48W,0.24Wになる。
     Ic3≒Ic4=450mAだとQ3,Q4のPower Dissipationはそれぞれ0.36W,0.27Wになる。
Q3,Q4でうまくPower Dissipationを分担している様に見える。
供給電圧5Vからの出力電圧の限界に近づいてくるまで、頑張れる様にも見える。
便利だな。
Trans Linear Bias

 

(2)2SK2145 初段差動 バランス関連
        FET/Tr差動ヘッドホンアンプ Version 4 
 Arito Maekawaさん→6C19P パラレルSEPP DCアンプ より直感的
 たかじんさん→HPA-12 Rev2 FET入力 A級 DCアンプ 
  (参考) 最初は何をしているのかわからなかったが、今は以下のように解釈している。
   初段と次段の回路にカレントミラー?定電流回路?が下の方についていて、
   初段/次段に流す電流量を調整可能。
   次段は初段の片側からB電流を供給しているので、次段に供給電流を調整する
   ことで初段の差動バランスが取れるのだと思う。

(3)DCサーボ回路
        220kΩの設定の考え方ヒントがある。

(4)シリコンダイオード順電圧関連
いろんなシリコンダイオード順電圧の順(定性的な順)
シリコンダイオード電圧計測
    シリコンダイオードの順電圧データ
出力トランジスタの選定
トランジスタのVbe特性(Ibに依存すること)

(5)定電流回路 
J-FET,Transisterが良さそう。定電圧の生成でZDを使いたくなるが、ノイズがあるので出来たら使わない。特に初段には使用しない。
 たかじんさん→ 定電流回路 いろいろ
 ぺるけさん→ 6種類の定電流回路の実測データ

(6) ツェナーダイオードの他 ノイズにまつわること
LED電源の音が良い訳〜ZDのノイズのこと
     https://www.telnet.or.jp/~prost/DAC/LEDTEC/LEDTEC3/ledtec2.html
ツェナーダイオードとLEDのノイズ測定結果
(2kHz以下のノイズはコンデンサでは取れない)
「雑音」 低周波のホワイトノイズ、熱雑音の話
グランドループによるハムノイズ発生の原理と解決方法
 (GND Roopをlogicalに説明しているので載せた。)

(7) その他の情報
ぺるけさんの設計&製作マニュアル
ぺるけさんのデータライブラリ
     Data LibraryTips & Hints
たかじんさんの秘蔵のアンプ回路設計マニュアル
     https://nw-electric.way-nifty.com/blog/amp_manual.html
 

2020年9月1日火曜日

電源系の余裕のこと

電源って、電圧と電流を供給するだけなんだけど、
今日、気が付いたことがある。

■高電圧部から低電圧部へ渡すとき。
 ①単純に、必要な電流を考慮して抵抗で間を繋ぐ。
 (まあ、これのみの回路は無いと思うけど。)
 ①’ ①の拡張化 低電圧側でツェナーダイオードを用いて定電圧化。
  (電流の余裕はZDにfeed、500mW程度の定格電力なので、30Vとして10mA程度が上限)
 ②トランジスタによるリップルフィルタを介して繋ぐ。(電流の余裕はTRにfeed)

 電流が一定なら、とか、定常状態なら、と言う条件がつくが、どれも同じ結果が得られるだろう。

 それとは別に、電源のインピーダンスというものがあることは字面を理解していた。
 ぼーっとウェブを眺めていた時に、他の人の意見に電源系の事に思いが行った。
 以下の様なことだ。

■他の人の書いているミニワッターの改修(エミッターフォロワ)
 何で、初段にTRのエミッターフォロワを付けると音が良くなると書いているのか?(低域が豊かになる様な記述) 教科書的な回答では高音域が伸びるハズ?
 何で、初段にTRのエミッターフォロワを付けると出力が上がるのだろうか?
 TRのエミッターフォロワの御利益はインピーダンスを下げることではないの?
 僕の 漠とした疑問の数々。

■電源系
①’ の例 シャント型の簡易定電圧電源
6DJ8等の差動ミニワッタで30V電圧を供給するときに、
簡易電源として、ツェナーダイオードで定電圧を作る例が示されている。


ぺるけさんの説明を引用させていただく。
「初段電源は、12.1Vと17.3Vのツェナダイオードによるシャント型の簡易定電圧電源です。158Vから10.25kΩ(=22kΩ//22kΩ//150kΩ)のドロップ抵抗によって29.4Vまで落としますので、ドロップ抵抗には12.5mAが流れます。左右の差動回路が4.2mA×2=8.4mAを持っていきますから、残った4.1mAがツェナダイオードに流れてシャント型の簡易定電圧電源として機能します。」
......ZDに1mA feedするのが最低電流とすると、左右に3.1mAの余裕がある。

注) ZDは、データシートを見ると5mA程度流すと、安定して目標の電圧になるようだ。1mAは少ない。(2020/9/8)

② の例 6N6P では、トランジスタを介して定電圧を作成。


こちらも、ぺるけさんの説明を引用させていただく。
6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッター2014
「A2級動作領域では、出力管にパルス性のグリッド電流が流れます。......(中略)......
どれくらいの電圧降下があるか計算してみましょう。2SC3503の通常時のコレクタ電流は7.6mAです。6N6PがA2級動作をした時のグリッド電流の最大値は3.5~4mAで、これが2本分ですから7~8mAとなります。これらを総合すると2SC3503のコレクタ電流の最大値は15~16mAに達します。この時の5.6kΩにおける電圧降下は90Vにもなりますので、2SC3503のコレクタ電圧は90Vとなり、コレクタ~エミッタ間電圧は50V台まで下がります。逆算するとコレクタに入れられる抵抗値は9kΩくらいが限界ということになります。」


.....5.6kΩで7~8mA 9kΩくらいが限界から、電源に13mA 程度の余裕がある。


………(脱線)………抵抗も思ったより電流が多くなる。
抵抗を選ぶ時、1/3の電力容量以下にするのも意味がある。


■私の今までの考え
電源回路でのZDやTRの役割は、望みの電圧への調整と字面通りに理解していた。
TRは、電圧の微調整可能程度に思っていた。


「ZDやTRに余分な電流を喰わせて、アッチッチにするのは、悪である。(笑)
TRはヒートシンク無しで運用出来る様にするのが腕の見せ所だ。(笑)」
「ZDやTRの電流は稼動する最小電流とするのが美しい設計である。(ミニマリスト)」
程度の事を考えていた。(笑)


■気づいたこと
いざと言う時に電流をfeed出来る余裕が電源系には必要。

電源系のインピーダンスによる

有効に電源(電流)をfeed出来る仕組み作り

待てよ。初段がFETで電圧素子のFETでは 真空管のGridに電流をfeedする訳にはいかない。かな。
feed電圧に余裕があれば大丈夫?

TRによるエミッターフォロワを付け加えると真空管のGridに電流feedが可能になる。
(真空管のカソードフォロワも同じ?)

電圧素子:電流素子の役割分担ができる。
 初段のFET電圧増幅(後段真空管のGridに電流をFeedすると電圧が線形でなくなる。)
 TRによるエミッターフォロワ:真空管のGridに電流feedの役割(いざと言う時)
 (電流を横流ししても上側に抵抗がないから電圧は変化しない。)

後段への電流feed=A2動作が可能になる。

電流の余裕
その御利益は、………後段の真空管のA2級化...高出力化…急激にヘコタレない。
理由不明だが、コンデンサを増やした時の様に低音域の充実。
(セパレーションの向上が低音域の充実に?)
電流の余裕のためには、hfeの大きなTRを配置したくなる。
(定常状態を考えるとベース電流の多寡なんて無視出来る程度なのに)


最後は、論点がズレてるね。(笑)
僕の頭の中では、今まで考えていない単独の機能と思っていたものが、
有機的に結びついた気がする。




2020年8月18日火曜日

両口屋でお茶をいただきました

両口屋是清 八事店でお茶をいただきました。

生菓子と干菓子を お供に
生菓子は、小車羹と名前がありました。

お茶は 他人様に立てていただくとさらに美味しい。🍵
相方は 黒蜜ときな粉のかき氷🍧
黒蜜ときな粉のかき氷

帰宅後、復習しました。
こちらは、復習時の写真。🍡
自宅にて、小車羹(おぐるまかん)を頂く


2020年8月11日火曜日

構想 トランジスタ式ミニワッターPart5(19V版)基板レイアウト 擬似独立電源用

当初の計画(15V版)から、(19V版)へ変わってきた 。
TAKASUのIC-301-74ボード上に擬似独立電源を閉じ込めることにした。
原案は、もちろん、ペルケさんのHPのもの

TAKASUのIC-301ボードに載せるため上記HP案を下敷きに何度も書き直した。
初期はTourer版を下敷きにと考えたが、物にできなかった。
結局、19V版を下敷きにして書くのが近道だと分かってきた。
リレーは1個にして、その下流の電源部から左右に振り分けることにした。

Transistor Mini Watter 
with False Independent Electric Power Supply
点検中(2020.8.26)
Transistor Mini Watter 
with False Independent Electric Power Supply
上記に対して主電流部を補強(紫色で加筆)
点検中(2020.10.01)

計画図の最終案は上のワード版2つ。検討の過程は以下の写真の図。
部品は以下の原則でボード上に展開する。

 ベースラインは19V版。
 擬似±電源部...パワートランジスタを2つ用意してそこから左右に振り分ける。
 左右対称性を考慮する。
 基板の1つの穴には1つのジャンパー線を原則とする。
 電流量が多い線は、基板上の銅箔上ではなく、ジャンパー線上を電流を流す。
 左右のGND線を分離する。
 多数のGND線の間は、ジャンパー線で結合する。
 GND線はループさせない。
  =基板の銅箔のGND線の一部はカットする。
 GNDの銅箔上に流れる電流は、微小電流のみとする。
 GNDは、浮かしてみる。
 浮かして雑音が多ければ、GNDをRCAインプット部で接地する。
 (±電源なので気をつける。)
 ボリュームレスとする。



取り敢えず、今、思い当たっている問題点は1つ。
①リレーが故障した時、どうなるか?
①−1)左右ともonにならないと、12Ωの抵抗に過大電流が流れないか?
  →妙案なし。
   仮に、0.6A@アイドリング時、各々の12Ωの抵抗には0.3A流れる。
   抵抗による電圧降下は、3.6V……抵抗での発熱量1.08W
   1W抵抗なので定格オーバー……やばい。
   それとも動作しないだろうか?  正直わからない。

①−2)片側のみonしない時、はどうか?
  →対策としてリレーの下流にジャンパー線を張った。(6行E〜F〜G列、7個分)
  →定格:ミニワッタ電力消費 0.6A@アイドリング時
                1.2A@3W,4Ω出力
      リレーの定格(片側)は1A NEC 12Vリレー EA2−12NU
      インダクタの定格は0.86A 太陽誘電 LHLC10NB 331K
  →アイドリング時で、ギリギリである。
  →ジャンパー線をやめて、LEDをリレーの下流に1つずつ計2つ付ける?
   でも、12Ω抵抗に電流が流れるので、電圧が少し低くなるだけ。
   少しLEDが暗くなる可能性があるが、役に立つ? 
   カチッと言わないだけ? 音が出ない? 抵抗から火を噴く?

   本日の時点、リレーの故障することは考えないことにしよう。
   (”下流にジャンパー線を貼る”で進めよう。)



現在、2次案まで作成中。
2次案と言えども3回ぐらい書き直した。(笑)
余りにも間違いが多いので、修正しやすいワードに書き下してみた。
(上の図が2次案の清書)

±両電源は、複雑になる。
Takasuの基板は2Lineだが、GND/+/-/の3Lineが欲しくなる。
GNDのLineをカットして他の目的とすると楽になるかも。

ぺるけさんのOriginal案
1次案
1次案の清書版
2次案…電源系の見直し
内容は見落とし多し



2020年8月2日日曜日

トランジスタのhfeを簡易計測してみた。

本日、トランジスタのhfeの簡易計測装置完成。
もちろん、ぺるけさんのHPの簡易版 をコピーしたもの。
早速使用した。

電源電圧は5Vを想定したもの。
実際の電圧は測ってみると5.14Vある。
得られた値を修正する必要があるようだ。

ベース電流を決める440kΩの抵抗の両端に4.59Vが印加されていることがわかった。
従って、ベース電流は計画値10μAに対して10.5μA流れることになる。
hfeも5%高く表示される。(以下は補正はしていない数値)
2SD2012のhfeを計測
使用を計画している2SD2012/2SB1375の計測をすると結構デリケート。
計測値が収束するのに時間がかかる。
2〜3分ぐらい必要に思う。
その他のものは30 秒程度で安定するようだ。

計測した数値をそのまま記録する。
(ベースに10μA流しているので、コレクタの負荷抵抗100Ωの両端の電圧mV→≒hfe)
2SD2012
346
370
341
330
383
237
321
350
190
264

2SB1375
293
273
269
295
305
279
305
255
283
284
2SD2012は秋月で購入した。ばらつきは大きい。
300台が多いのに、190なんてものある。最大のものの半分。
2SB1375は樫木で購入した。ばらつきは小さい。

TTC004B
209
207
229
208
211
228
202
197
215
196

TTA004B
199
202
187
210
187
206
212
212
204
211
TTA004B/TTC004Bのコンプリメンタリはhfeの値が近い。

2SC3422
171
171
183
175
182
177

2SA1359
224
209
215
229
243
228
247
225
242
221
198
207
200
204

2SA1359/2SC3422のコンプリメンタリのhfeの値はこんなもの。PNPのhfeが大きい。

2SA950
336
344
350
391
351
346
417
321
270
351

2SA1937(高電圧用)
207
247
225
246
234
221
239
217
222
224
想像よりhfeの値が小さい。カタログ値が100〜500だったから300ぐらいを思っていた。

2SC5201(高電圧用)
203

その他
TTC015
153
153
TTC012
144

2020年7月21日火曜日

改造 エレキット(ELEKIT)の TU-875 セパレーション向上

関連記事

失敗後に修理した状態
φ12.5X20hのコンデンサは前より少しだけ大きい。
ラグ上に左右のCRフィルター1組
右側に立っている抵抗は68kのプレートの負荷抵抗
黒線は接地線。赤線はプレート電圧線。


TU-870に続き、TU-875のチャンネルセパレーション向上に取りかかった。
 P-G帰還のプリアンプはぺるけさんの作品とほぼ同じ。こちらが参考になる。ここには、12AU7のP-G帰還はセパレーションがそれほど良好ではない記述もある。

 計画図は以下の図。TU-875のチャンネルセパレーションが悪いという指摘はnetで見かける。簡単で効果が得られそうなんだけど、やっている人はあまりいない……。


Channel Separation 向上


 仕組みは、オリジナルはPreAmp部のプレートにかかる電源は左右の共通コンデンサ1個。なので音声電流の帰り道も共通。なんだけど、左右に振り分け後に抵抗とコンデンサによるCRフィルター1段を付けると、音声電流の帰り道が取り付けたコンデンサ経由で、左右が別になる。と言うsimpleな物。
1時間程度で終わる改修。
 抵抗R01は270Ω
 コンデンサC02は22uF

 リップルは30%程度低下する?程度のフィルタ。でも、左右に振り分けると多分低域のチャンネルセパレーションが向上するハズ。
実装は少し汚いですが、こんな様子。
初期状態
コンデンサが小さい。😅


現在、TU-875 TU-870の連結で試聴中。

やらかした!
コンデンサの耐圧確認不足で、白煙を吹いてしまった。
35V/220uFと350V/22uFを間違えた!
ちょっと、コンデンサが小さいなぁとは思っていたけど。
間抜けな話。
試聴開始から数時間経過後にTU-875が何故かリセットするようになったので変だと思ったけど、白煙が上がるまで放置していた。 
危うく火事になる所だった。


2020/07/23
 爆発した(笑)コンデンサを取り外し、400V/22μFを装着して再度試聴開始。
 前回、煙が上がったのは数時間連続で試聴していた後だったので1日の連続試聴を予定。
 なお、白煙はコンデンサの内容物がミスト状に噴出して嫌な臭いが発生したもの。電解液はアルカリ性と思うのでボードをアルコールで洗浄した。ボードが焦げる等の被害はない。まだ、火を吹く様なものではなかった。初期消火が出来て良かった感じです。




2020年7月18日土曜日

改造 エレキット(ELEKIT)のTU-870 ぺるけさんのSingle Amp. Projectの習作

改造したTU-870

エレキット(ELEKIT)のTU-870を改造してみた。
TU-870の改造は、
 超三結にする人、
 性能のよい部品に取り換える人(ELEKITのoption)、
 私のように三結にする人(ぺるけさんのHP)、
の3種類に分かれるが、それぞれ人気があるようだ。

以下の5点を改造。コンデンサを沢山搭載した。
結果、左右のチャンネルセパレーションが向上した様な気がする。
聴き疲れのない心地良い感じになった。
(共に、イメージのみで根拠のない感想。)

①出力段を三極管接続化
②出力信号ループの最短化
③電源リップルフィルター
④電源左右振分け
⑤その他
 フロントパネルの6角穴付きボルトを黒からステンレスへ色目を変えた
 青色LED装備

■変更の過程
三極管接続化はボードに手を入れる変更もあり、手間が掛かった上に失敗もした。
変更の内容は、ぺるけさんの以下のHP参照。


①②出力管周りの改造
 ボードの改修部分のわかりやすい詳細な情報は以下のHPにある。


作業は以下の3点の変更
  出力管を三極管接続へ変更
  出力信号ループの最短化のため、250V/100μFのコンデンサを装備
  grid入力のLowPassFilterとして機能していた150pFのコンデンサを取外し
  (出力段の定電流化はやめた)

 最初、三極管接続のため第二グリッドに電圧を懸けている7ピンの配線を2箇所のみをカットした。結果は、右chだけ音が鳴らない状況になった。
 慌ててネットで調べると、他の人もやっていて笑った。
 ボード上では、左chの7ピンを経由して左右chの電圧管にプレート電圧を供給している様だ。左chの7ピンの直前でボードの配線をカットしたので、左chのみ電圧管に電力を供給するがその先の右chの電圧管には供給されず。以下の2点で解決した。
  ボード上の配線カット1箇所追加(左の7ピンへの短絡阻止)
  ジャンパー線追加(右の電圧管へ電力供給)

 三極管接続へ変更した結果、出力が小さくなった。そのおかげと言っては何だが、音量は微調整がしやすく快適になった。

③④電源系の改造
 MOSFET(2SK2841)を使用したリップルフィルターを搭載して雑音低減。
 (33kΩの抵抗と100uFのコンデンサによるLow Pass Filter)

 また、出力段のみ左右に電源系を振り分けたのでコンデンサが沢山になった。
  (リップルフィルター直後に22uFのコンデンサを付けた後段に
 左右振り分け用の47Ωの抵抗と47uFのコンデンサによるLow Pass Filter × 2式)
多分、低音域の左右のセパレーションは向上したのではないかと思う。今度、計測してみよう。
 なお、MOSFET下のコンデンサ100uFに電荷が溜まるのに時間がかかるので、スイッチオン後に音が鳴るまでに時間が掛り、逆にスイッチオフ後もしばらくは鳴っている。

更新後の回路図(2020.08.03)
100番台の数値のパーツを新規追加。
既存のパーツはOriginal回路図番号のまま
改造前のはらわた
電源トランス(Rコア 170V/120mA, 6.3V/2A)
ボード裏面の改修結果
右chの出力段のカソードにあったヒーターバイアスもカットした。
改造後のはらわた
150pFが残っている。
電源部の様子 コンデンサを6個追加。
ボード上に載って居る47uFの存在を忘れてた。
5個で良かった。

後日、増えすぎるアンプを処分した。(2020/11頃)
嫁ぎ先の方から以下のコメントをいただいた。
嬉しかった。

==========================
先ほど動作確認を済ませて全く問題ありませんでした。
それにしても素晴らしい音です。予想を遥かに上回っています。
三極管接続は大人しい音と思い込んでいましたが、躍動感が凄いです。
カソードパスコンの電源端をB電源側に接続した回路は初めてですが、 音質上特に問題ないようです。球をいたわるには、この方が良いですね。
B電源も安定化されていますので、とてもローノイズです。
素晴らしいアンプを譲って頂き、大変感謝しております。
==========================

2020年7月4日土曜日

製作 Bluetooth Receiver Version0? and Version1

Bluetooth Receiver Version0? と Version1を作成した。
箱は 川上屋の栗きんとん と GUCCI の財布 の空箱を使用。

上:Version0
下:Version1

Version0はAmazonでは販売が終了しているもの。
出力は抵抗/コンデンサ 10kΩ/0.47uFを追加して1V。以下のHPも参照。
ぺるけさんのLPFなし。アンテナなし。
とりあえず音がでるようにしたもの。

Version0

Version1はAmazonでは販売しているもの。
出力は2Vrmsでこちらは、ぺるけさんのLPFを取り付け。

Version1



2020年6月12日金曜日

KNF のメモ(コピー)

KNFを使う訳ではないが、忘れてしまうのでメモを残そうと思う。
おんにょさんの以下のHPにある。
計算しているのはこちら
 少し前はわかったが今見直すと、何をやっているのかがわからない。
 また、後で考えてみよう。

おんにょさん上記のhpから引用した。
おんにょさん上記のhpから引用した。



6/12 10:15 追記機能を使用して追加のテスト1
Edit中はラインが見えるが、表示されない。

2020年5月21日木曜日

Mac mini Late 2012 セカンドドライブ搭載

Mac mini Late 2012 にSSD/HDDの両方を搭載した。
 SSDは昨年9月頃に購入して入れ替えていたが、
 余ったHDDを搭載しないでいたので、本日搭載した。

⓪SDD 及びHDDマウンターの購入(昨年9月)
 MZ-76E500B/IT サムスン Samsung SSD 860 EVOシリーズ 500GB
 MAC Mini Server 2台目HDD/SSD 上段ベイ用増設ケーブルキット 工具付 821-1501-A

をネットで購入。それぞれ約8000円と600円

 SSDは、購入直後にHDDと交換してOSをクリーン・インストールした。

①今回は余った HDDをセカンド・ドライブにした。
 以下のHPのお世話になった。
 大変分かりやすくて、感謝。感謝です。

「せきねさん家」
   https://sekinesan.jp/blog/2017/05/23/17203

②再起動の結果

デスクトップは以下の通り。SSDとHDDが表示された。データの転送を今後行う。
又HDDにはOSをアップデートする計画。楽しみが増えた。

セカンドドライブ 搭載結果



 

2020年5月3日日曜日

興味のある回路 真空管によるSEPP回路

SEPP回路_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
 ペルケさんのHPではトランジスタ回路の出力段にSEPP回路が度々使用してあって
最初は何のことやら?だったが、何度も見ていたら見慣れた所為か、成程!そうか!と思えてきた。解説は以下のページが詳しい。

<入手可能部品で作る> ヘッドホン・バッファ Headphone Buffers
  http://www.op316.com/tubes/hpa/2019-hpb.htm
Mini Watters トランジスタ式ミニワッターPart2設計詳説
  http://www.op316.com/tubes/mw/mw-15v-p2-report.htm


真空管のSEPP回路_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
真空管のSEPP回路もあるので、そちらにも興味が出てきた。

前川有人さんという、トランスも制作されている方が以下の設計例を公開している。
6C19P パラレルSEPP DCアンプ
  http://www.za.ztv.ne.jp/kygbncjy/tubeamp/6c19sepp/6c19sepp.htm

5687や12B4aでも製作例があるので、参考にしたい。

前川さんのトランスの制作はこちらのHPにある。
  http://aritos-audio-lab.com


なお、前川さんは、現在はCSPPがお気に入りで、HPで以下の様に書かれています。
「数作作るうちにCSPPの持つポテンシャルの高さに魅入られ、いまや普通のダブルエンデッドプッシュプル (DEPP)アンプを作る気がしなくなってしまいました。

CSPPアンプについては、まだまだ認知度が低いので、解説ページを書いてCSPPファンを増やそうと考えているのですが、私の能力の低さから、 なかなか進みません。まだまだ工事中のページが多いですが、とりあえずこれまでに私が製作したアンプの紹介ページをまとめてみました。今後、少しづつ 内容を拡充してゆきたいと思います。」

SEPPが理解出来たら、MacintoshのCSPPも

現在の課題_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
今、一つDCサーボが分かっていない。
SEPPのニュートラル点(上下の真空管の間の点。別の言い方をすると、トランスの1次側)から、AC信号の帰還とともに、DC成分も初段に帰還されていることを意味するのだろうと思う。
トランジスタのOTL・OCLはトランス・コンデンサがないからこんな感じの帰還かなぐらいで、腑に落ちてはいない。

さらに、真空管アンプでは、1次側から戻しているところがDCサーボ?DC帰還になるのかなぁ。コンデンサ経由の部分AC帰還で 何やら高抵抗な部分がDC帰還なのだろうか? 設定方法は?

ほぼほぼ、ペルケさんのMiniWatterVersion5と回路構成が同じで、出力段のみ真空管になっていると思えば、比較して見ると分かりやすい。
ペルケさんのトランジスタMiniWatterも同じ様な帰還回路があるので、何度か読み返すとわかるかもしれない。

課題解決のヒント_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
DCバイアスキャンセルについてこちらに記事があった。
ペルケさんのHPAの記事から以下の図及び説明を引用させて頂いた。
 http://www.op316.com/tubes/hpa/2019-hpa.htm

どんなタイプのOPアンプでも差し替えができるように、バイアス電流の有無に関係なく回路が正常に動作をするように工夫してあります。そのために入力側はコンデンサを入れてDCを遮断し、OPアンプの±2つの入力にはともに同じ値(56kΩ)の抵抗をシリーズに入れてあります。バイアス電流が流れるタイプのOPアンプの場合でも、ほぼ同じ値の電圧降下が生じることでヘッドホン出力に現れるDCオフセットが生じにくくしてあります。」

前川さんのDCサーボ は 前出の「6C19P パラレルSEPP DCアンプ」から 以下の図を引用させて頂いた。
  http://www.za.ztv.ne.jp/kygbncjy/tubeamp/6c19sepp/6c19sepp.htm



 この回路は、自分がウイリアムソンアンプの欄で空走していた直結三段回路に近い様な気がするので、なんとなく嬉しい。(気がするだけで、勘違いです。)
 ぺるけさんの回路で、AC成分は1.5kΩの抵抗コンデンサ経由で帰還。
 DC成分は、56kΩの抵抗で帰還して居るのでしょうか?

 また、2段目は「ぺるけさんのトランジスタ・ミニワッターpart5」の2段とは異なり、差動の両側を使用して出力段に繋げている。初段の電圧の上下によって、2段差動の負荷抵抗に電圧変化が伝わるが、2段の負荷抵抗が下流側にはないように見える。下流側では定電流化されているので、増幅された電流は、出力段のSEPPのグリッド電圧として現れる様に仕組まれている。むしろ、SEPPのグリッドにある34kΩ(33+1kΩ)が負荷抵抗なんだろな。よく考えられた仕組みである。
 こんな回路のアンプを作ってみたいと思うこの頃です。

2段の差動増幅の現時点の解釈_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
簡単に2段を確認すると、
2段の定電流回路
 LED GRNの順方向電圧(ここでは1.9Vとする)   ………  1.9V
 2SD1446のBese=Emitter間電圧Vbe      ………  0.6V
 270Ω抵抗の両端の電圧差          ………  1.3V
 定電流値=1.3V÷270Ω=4.8mA          ………  4.8mA

2SA1822の周り
 LED GRNの順方向電圧(ここでは1.9Vとする)    ………  1.9V
 270Ω負荷抵抗の両端の電圧差  270Ω×(4.8mA-1mA) ………  1.0V
  なお、-1mAは6C19Pのグリッドの接地抵抗側から流れる電流を考慮して差し引いた。
 2SA1822のエミッタ電位   ………  -2.9V
 2SA1822のベース電位    ………  -3.6V
  初段の負荷抵抗による電圧降下
  (0.2kΩ+0.1kΩ+1.2kΩ)×4.8mA÷2=3.6V
  ベース電位が少し低いが、VR1を調整すればVbe=-0.6Vを達成できると思う。
  ΔVR1=±0.2kΩ×4.8mA÷2=±0.48V
     
2SA1822の周りの平衡状態は上の様になる。

ここで、初段の電圧の変化は、
 2SA1822のベース電位 に伝わり
 2SA1822のエミッタ電位 の変化になる。
 初段の1Vの電圧の変化は、1.0V÷270Ω=3.7mA   ………  3.7mA
 2SA1822のエミッタ電流が3.7mA変化することになる。
 2SA1822の電流は、 3.7mAの増となるが、
 2SD1446定電流回路ではそれを受け付けないので、

6C19Pのグリッド側に回る。
グリッドの接地抵抗は(1kΩ+33kΩ)=34kΩ    ………  34kΩ
 グリッドの電圧は=34kΩ×3.7mA=125.8V    ………  125.8V



2段の増幅率は、  ………  125.8倍 
 2SA1822のエミッタ抵抗270Ωと6C19Pのグリッドの接地抵抗34kΩ
  から 34kΩ÷270Ω= 125.8倍 となる様だ。

負荷抵抗とグリッドの接地抵抗をバランスよく選定すると良い。


2020年5月2日土曜日

クローゼットの折戸が 調子悪い

①一つは、クローゼットの折戸が外れている。
②一つは、クローゼットの折戸が閉まらない。

①相当前から外れていたようだが、私が無視していたようだ。
 調べると、差込式のガイドローラーがない。
 そんな物無くなるはずが無いような物が無いんだから恐れ入る。
 壊れているのを直す発想がなくて、そのまま使って居るのは信じがたい。

 折戸のストッパーを緩めて折戸を外してみた。
 上下4箇所に同じ物がソケット状の穴に入れてある。
 ピボット点のものは動きが少ないので、ヘタリが無く。
 下側はヘタリが大きい。
 紛失したのは、可動点の上側。
ネットで検索すると、以下のものの様だ。

 LIXIL リクシル 新日軽 ドア・引戸・内装材 内装 滑車 ガイドローラー
 型番は 1S8LC1063

        https://item.rakuten.co.jp/hokusei-nw/s8-lc1063/

 CAINZに有るかと思って行ったが、欲しいサイズのがなかったので、250円位の一時的に使えそうな物を買って帰る。
 取り敢えず、上下左右のローテーションをして戻した。
 Amazonで、正規品をポチッとした。 
 なんと825円!(1個)  ゆうパケットの送料込みで1100円

 純正品にこだわると高くなるので、CAINZに有る以下の4つの部品を組み合わせて再構築したほうが安上がりになる。さらに、ピボットとローラーの機能が分かれているので、耐久性も良くなる様に思える。
❶ガイドローラー
❷ピボット受け金具
❸上部ピボット
❹下部ピボット

②折戸が閉まらない。(折れたままで、真直ぐにならない。)
 折戸がなぜか、ロックする。
 折戸の蝶番が怪しい。
 が、今の所原因不明。
 後日扉を取り外す予定

(2020/5/15)
②折戸が閉まらないのは、蝶番のロックアップする機構のネジを緩めてグリスアップしたら、元の状態に戻った。
①ガイドローラー
 Amazonから届いた新しい部品を取り付けて、元に戻った。
 ②と同様に蝶番をグリスアップした。
 ただし、右のみ蝶番の磨耗が激しい。また、何故かクローゼットの折戸の左右の高さが揃っていない。色々おかしいと思って調べると、右側の折戸の止め機構に不審なナットがついていて、高さが調整してあった。どうやら、最初から建てつけが悪くて、ナットで高さ調整した為に折戸のバランスが崩れて、片持ち状態になっていたと推測する。

蝶番の左側のロックする機構
ネジ・ばね・ボールからなる

2020年4月29日水曜日

浴室シャワー チョロチョロ 漏れる

▪️チョロチョロ水漏れ (Trickle Leak)
トイレに続いて、浴室のシャワーがチョロチョロ漏れる。
20年以上経過しているから仕方がないか。

検索すると、TOTOのHPから以下が案内された。
https://www.com-et.com/jp/item_view_spare/searchStr=tmf40/isHaiban=1/kensaku_info=2/datatype=1/hinban=TMF40CX/isNC=1/haiban_inp=TMF40CX/

混合栓の型番はTMF40CX
問題の箇所は多分 開閉ユニットTH577型で、
そのパッキン(Oリング)はTH93004H
定価は 140円/本 で3本使用されている。
Oリングの内径は21.5mmで太さは1.9mm とある。
便利な世の中だ。自分でどうにかしたい人にはこの情報までたどり着ける。
CAINZホームセンターにはそのパッキンはなかったが近いサイズのものはあった。

▪️取外そうとしてみたが
交換する前に予習しようと思って
TOTOのHPを見ながら分解してOリングを交換すれば良いかと思ったが、問題と思われる開閉ユニットが外れない。
プライヤーで外すと書いてあるが、硬くて外れないんだな。
今日、2回目のトライをしたが、ダメだった。

HPには、現在使用中の混合栓は廃版なので、交換部品も参考で記載してある。TBV03401J らしい。定価は43800円とある。
水漏れが気になって本体ごと交換だと、Amazon価格で15000円程度の出費になる。
CAINZだと20000円+工賃8000円
痛いな。
少し考えてから、発注するかな。

(2020/5/15記入)
 何回も取り外しているうちに、水もれが治った。
 中立点(止まる点)が変になって、シャワー寄りで給水停止する様になった。
しかし、良しとした。



開閉ユニットTH577型
外すことが出来た外装部品

2020年3月21日土曜日

再び Bluetooth OPAMPによるバッファ + トランス 構想    

今回使用予定のBTRのボード
今回のお題はこちら上のボード。_________________
詳細は調べていないが、アマゾンの利用者のコメントに2V出力であると記載されていたのと、アンテナのIFコネクタがあったので購入。 


前回の拙ブログで、真空管アンプの狭い所に収納時に、DCDCコンバータのインダクタの近くをアンテナ配線して、ノイズをジャンジャン拾った因縁のボードだ。配線を考えて広い場所に配置すればノイズの対策は出来ると信じている。
USBDAC/bluetooth  側のボードが完成品なら改造しなくて済ませたい。特に今回のボードは基板実装部品が小さすぎて改造には向かない。
以上を前提として上手く作り上げたい。
BTRのversion1はすでに作成済みなので、次を作るならば、
順当に考えると、
 version2のバッファ版  bt-bv2-schema1a.jpg
でも、天邪鬼なのと たくさんあるトランスを使用したいので、
 version2のバッファversion +トランス
もう少し簡単に
 OPAMPのバッファ+トランス
とした。

OPAMPバッファの調理_________________
素材は決まったので、次は調理方法を考える
自分なりにOPAMPのバッファを整理してみた。

OPamp の長所は 
入力インピーダンスが無限大(入力側の接続機器の選択肢が広がる。)
出力インピーダンスは0と思って設計して良いこと。(出力側の接続機器の選択肢が広がる。)
ゲインは抵抗だけで決まってしまうこと。(トウシロウの設計向き)

短所は
 音の自由度が無くなる。画一的?
 音の味付けはトランス頼みになる?
 失敗の発生は少ないが、楽しみも少なくなる。

作る上での短所は見当たらない。


料理する素材は以下の通り。
 Bluetooth ボード(BTR)
 600Ω:600Ω トランス(タムラ TK-10)
 ローパスフィルターLPF(LCR)
 OPAMP (コレは無いので素材ではないが……。)

を組み合わせる案を考える。単純に並べると以下の6通りがある。(順列なので、3!)

①BTR⇨OPAMP⇨LPF⇨トランス
②BTR⇨OPAMP⇨トランス⇨LPF
③BTR⇨LPF⇨OPAMP⇨トランス
④BTR⇨LPF⇨トランス⇨OPAMP
⑤BTR⇨トランス⇨LPF⇨OPAMP
⑥BTR⇨トランス⇨OPAMP⇨LPF

④以降は BTRの出力をトランスが受けることになり、ボード側のコンデンサ付け替えの改修が必要になるので今回は採用しない。(要確認事項ではあるが、……。)PCM5102の場合は、HighPassなので、トランスの入力抵抗を気にすることはない。④以降も対象となる。④も良い。④は真空管USBのパターン。(赤字は後日修正)
①②③の違いはLPFをどこに割り込ませるか?の違いになる。
②のLPFを最後にする案は、散々ノイズを増幅して最後にフィルターを入れるのもどうか? という道義的理由で△にしてみる。
①は OPAMPまでをBTR側と考えると、後段側はLPF⇨トランスなので、トランス式USBDACで製作の実績がある。
③は、LPF⇨OPAMP:はFETのUSBDACや FETのBTRのFET部分がOPAMPにすげ替えられたと思えば、ペルケさんのversion2に近い。
 原型 http://www.op316.com/tubes/pre/pre4.htm
 USBDAC版  http://www.op316.com/tubes/lpcd/fet-dac2.htm
 BTR版 http://www.op316.com/tubes/lpcd/bt-receiver-v2.htm

わざわざトランスをつけるのも何だが、トランス出力例はぺるけさんの平衡プリアンプであったので、問題はなさそう。
 FET式 平衡型差動プリアンプ version2
 http://www.op316.com/tubes/balanced/balprefet-v2.htm

という訳で、③の順に並べることにする。
以前書いた アクティブフィルターの構想 と同じ事か?
  https://iwharpar.blogspot.com/2019/09/usbdacbluetooth-opamp.html
何度も同じ事を書いている。違いは opampが 反転出力か 非反転出力になる。


▪️各部の詳細化_________________
■Bluetooth ボード
 amazonで売っているボード
 AIYIMA JC-303 Bluetooth 5.0受信デコーダーボード

■LPF
今の仕様は上記のversion1(ペルケさんHPから借用)
いつもお世話になっている大川電子HPから借用
http://sim.okawa-denshi.jp/RLClowkeisan.htm
  R =750Ω
  L =2.7mH
  C = 8200pF
 上記の特性は
遮断周波数(カットオフ周波数) fc = 33.8kHz
減衰比ζ ζ = 0.654

遮断周波数を上げるには、Cを下げて こんな感じ。
  R =820Ω
  L =2.7mH
  C = 6800pF
   fc=37.1kHz
   ζ=0.651

■ライントランス
TK-10 
仕様
  ・Primary/600Ω CT
  ・Secondary/600Ω
  ・周波数特性/20~20kHz(±0.5dB)
  ・最大使用レベル/10dBm
形状 
 https://store.shopping.yahoo.co.jp/toutsuhan/10-06-000001.html
   驚きの高価格(定価は税前14k円のようだ。知らなかった。)
   商品レビューが無いので全く売れていない模様。
   2個で5k円程度なら買うけど……。
特性
 http://www.op316.com/tubes/datalib/line-trans.htm
  測定条件:
    送り出しインピーダンス=50Ω
    受け側負荷=1.5kΩ、1kΩ、680Ω
    0dB=1V
  昇圧比:
    1:0.897(680Ω)
    1:0.929(1kΩ)
    1:0.953(1.5kΩ)

■OPAMP
OPAMPは反転型とする
トランスの昇圧比から、取り敢えず1.1~1.2倍を目指す
(1倍近傍が難しかったら、BTRの出口でアッテネーションしてゲインを自由に選ぶのも考え方としてある。)

以下のOPAMPを使用したヘッドホンアンプの記事を読んで、考え中。
 http://www.op316.com/tubes/hpa/ophpa.htm
 回路
 http://www.op316.com/tubes/hpa/image/ophpa-sche1.jpg

上記HPから引用---------------------------------
■回路説明
<アンプ部>
入力抵抗には47kΩを充てていますので、アンプ部の入力インピーダンスは47kΩということになります。これよりも大きくすると雑音性能的に不利になり、小さくすると入力インピーダンスが下がってしまいます。音量調整ボリュームに50kΩタイプを使用したため、入力インピーダンスが低いとボリュームの音量変化が不自然になってしまいます。この回路方式で最もシンプルな反転回路というと出力側から100kΩ~150kΩくらいの抵抗1本で入力側に負帰還をかける方法一般的ですが、高抵抗は浮遊容量があること、ジョンソンノイズ的に不利であることなどからちょっとだけ工夫を入れて負帰還回路を2段階に分けてあります。1つめの負帰還回路は2個の47kΩによって構成され、2つめの負帰還回路は680Ωと1kΩによって構成されます。1つめだけですとこのアンプの利得は1倍(0dB)となりますが、2つめが2.47倍の利得を持ちますので、総合利得は約2.5倍になります。負帰還抵抗に高抵抗値のものを使わずに済むというメリットがあります。ジョンソンノイズも2dBほど低くなっています。
ここまでーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

こんな回路をベースに考え中
1次のローパスフィルタ
http://sim.okawa-denshi.jp/opampkeisan.htm
1次フィルタの反転増幅OPアンプ
2次のローパスフィルタ
http://sim.okawa-denshi.jp/OPtazyuLowkeisan.htm
2次フィルタだとこちら

入力インピーダンスは気にしないパターンで考えるとこんな感じ。
 R1 = 8.2kΩ
 R2 = 6.2kΩ
 R3 = 9.1kΩ
 C1 = 1200pF
 C2 = 220pF
遮断周波数(カットオフ周波数)
 fc = 41.2[kHz]
f=0Hzにおける利得
 Gpk = -1.11[倍] (0.90)[dB]
減衰比ζ
 ζ = 0.632

インピーダンスを上げるとこんな感じ
R1 = 22kΩ
R2 = 43kΩ
R3 = 24kΩ
C1 = 330pF
C2 = 47pF
遮断周波数(カットオフ周波数)
 fc = 39.8[kHz]
f=0Hzにおける利得
 Gpk = -1.09[倍] (0.756)[dB]
減衰比ζ
 ζ = 0.669

今日は、ここまで。

■関連の記事                    
 構想 トランス式 USB DAC+Bluetoothレシーバー
 構想 USBDAC/bluetooth + OPamp によるアクティブフィルタ + トランス式
 構想 真空管(メタル管)バッファ式 BlueTooth Receiver
 

2020年3月15日日曜日

まだまだ 完成に程遠い 5号機アンプ 6DJ8 差動ミニワッター

引越し前に片付けたい気持ちで今日、5号機の不具合調整をやってみた。

①今日見つかったのは、電源系のハンダ不良 と言うよりハンダ忘れ。
マイナス電源部の抵抗にハンダを忘れていた。
実に、お馬鹿なんだけどネ。
それを治して、やっと音が出るようになった。

②まだまだ、おかしい。
bluetooth の左出力が無かったり 右の1/2ぐらいだったりしたので
bluetooth を取って、先月購入した2V出力の全く異なるボードを付け替えたりしてみた。

取り替えてみたbluetooth ボード
したにDCDCコンバータとコイルがある
TIのDCDCコンバータ
LM2575S


箱の外で仮組みをして、音出しをするといい感じで、コレなら行けそうな感じになったので、シメシメ!ヨシヨシ!箱の中に入れてやろう。遂に完成間近かだぞッ! そう判断して狭い箱の中に再び押し込んだら、今度はどうもbluetooth が雑音を拾うようになって、聞けた物ではなくなった。
bluetooth のボードにDCDCコンバータで使用するコイルがありbluetooth のアンテナ線を近くに這わせた為にコイルのノイズを拾ったようだ。作っていて段々情け無くなってきた。泣きたくなってきた。①の状態に戻りたくなって 取り替えたbluetooth を元に戻そうと思った。

がそうは問屋が卸さない。①の状態に戻らないではないか。

今度は接地不良によるハム音。
インプットラインとセレクタ周りのハンダ不良によって音量が不安定?
bluetooth を選択した時にボリュームを回すと音量が思った通り増減しない。
FB間違いによる「オギャー」みたいな音も聞いた。
よくある失敗例をこの土日で全て体験した。
今まで、運良くこの手の失敗が無く製作出来ていたのが不思議な位。

反省点
小さな箱に配線を押しこめるのは僕の思ったよりレベルの高いことのようだ。ハンダや配線が不良になりやすい。
今回ボード間の接続にコネクタを多用したのも難しくしている。
セレクタやボリューム周りに余裕が無く、ハンダの手直しもやり辛い。
bluetooth 周りのノイズ対策も出来ていない。

次回はbluetooth を取り去りもっとシンプルな構成に変更と
インプット周りの見直しをやろうと思う。





2020年3月5日木曜日

製作途上その2 メタル管 6SJ7 バッファ式 BlueTooth Receiver

前回までの記事
①構想 真空管(メタル管)バッファ式 BlueTooth Receiver
 https://iwharpar.blogspot.com/2019/10/bluetooth-receiver-usb-dacmodify.html
②製作途上 メタル管 6SJ7 バッファ式 BlueTooth Receiver
 https://iwharpar.blogspot.com/2020/01/6sj7-bluetooth-receiver.html 


電源系の平ラグが出来たので、真空管周りだが、全体のレイアウトも気になり始めたので、置いてみた。EXCELでサイズを入れて、レイアウトしてみた。
画像の取り込み方法が分からなかったので、PDFにしてみたが縦横比がおかしい。仕方なく、PrintScreenで画像取り込みして貼ってみる。
EXCELとAcrobatとWindowsは親和性が低いように思う。画像の取り込みが弱いように思い込んでいる。Macのほうがいいといつも思うが、MacのEXCELを持っていないし、Worksをインストールしていないし、.......。

EXCELで作成したレイアウト案
レイアウト検討中
上カラ見ル



2020年3月1日日曜日

続 エレキット TU-875

■音を聞いてみた__________________
LINEの機能(PhonoPlayerをもっていない。)のみの音出しをした。
①1.6mmDCジャック(7V)仕様
 自分は2.1mmプラグの6VDCでアダプタしか持っていないので、
 ジャックを2.1mmのものに交換。
 アダプタの入口も狭かったので、ヤスリかけして広げた。
 6VDCは、高電圧系のDCDCコンバータが6V(5V)~8VDCまで対応していたので、いけそうと考えた。ヒーターは6.3Vで使用なので、こちらも多分大丈夫と推測した。


②音出し
 何の問題もなく、音が出た。
 最初は、ジャンク品でも普通に音が出たことが嬉しかった。
 真空管は、手持ちで12AU7と12BH7Aがあったので、どちらも挿してみたがノイズも気にならない。さわやかな感じの音だ。帯域は仕様通りのように思う。全く計測していないので後で計測してみよう。

 セパレーションが悪いことを前提に
 ボードの裏側にコンデンサと抵抗を追加して左右の電源を分離しようかな。それとも、大変更案の通り、Phonoアンプ部分を削除して、差動のアンプ&電源系変更をしようかな。変更しないとジャンク品が無駄になりそう。 世間からすれば改修のほうが無駄かも知れないが、自分の中ではプリアンプの改修は有意義なお楽しみに分類している。(笑) 

■C基板____________________________________
電源部のボードの写真を撮った。電源部はC基板と言うらしい。
リバース・エンジニアリングを開始。
C基板は、DC 6-8V入力で DC200Vを出力するらしい。搭載されているDCDCコンバータはSHARPの仕様書によるとDC3.5Vから35Vの入力で4.5Vから35Vを出力する。(あれれ? DC200Vには足りないぞッ!)。ReferenceVoltageが1.26VでR2,R1の抵抗値によって出力は以下の様に選択出来る。

  (出力電圧) = (R2+R1)/R1 * (Reference Voltage)


取り敢えず計測してみた。
B電圧は 無負荷で196V出ていた。
負荷として12AU7を1本を使用して194V。
C基板
電源部 出力200V

入力はDC6〜8V
中央の308Aは4つの端子があるので
変圧用トランスのようだ
SHARP PQ2CF1 Switching Regulator up to 35V

フライバックコンバータとして利用で
200Vに昇圧している。と思う。
その後高圧コンデンサ2本(22uF/350V)で平滑




SHARP PQ2CF1の仕様書の推奨回路によると
PQ2CF1 の他 ダイオード2個、変圧用のトランス1個の構成とインダクタがないことから、フライバックコンバータとしてPQ2CF1を動作させて、200Vに昇圧していると推察した。平滑は22uF/350Vコンデンサ2個なので、多分、ノイズは多いと思う。なお、PQ2CF1は50kHzでスイッチングする仕様。
以下にSHARPの仕様書からの推奨回路の抜粋を示す。
uu

SHARP PQ2CF1仕様書から抜粋
上側が、DCDCコンバータの推奨回路
下側が、フライバックコンバータの推奨回路




B基板_____________________________

下部上段ボード(3つの真空管が載っているボードB基板と言う名称)も確認中。
機能は凡そ以下の通り。

12AU7 1本で LINEアンプ(PG帰還)
12AU7 2本で Phono Equalizer(2段直結,カソードフォロア出力)
200V⇨60V? リップルフィルタ

今の所、奇麗な写真なし。
他の方の製作記録のリンクを貼り付ける。

http://www.bea.hi-ho.ne.jp/tnak/TU875.htm

■LINEアンプ
電源左右分離時には、12AU7には各々2mAを流しているので、1kΩの抵抗と47uF/250Vのコンデンサで、左右に振り分ける予定。
気持ち 負荷抵抗値を下げてプレート電圧を上げてみるのも良いかも。

例えば、負荷抵抗68kΩ ⇨ 47kΩに変更すると、
12AU7 で プレート電圧 60V ⇨ 70V バイアス-1.9V ⇨ -2.2V
12AX7 で プレート電圧 135V ⇨ 145V バイアス-0.95V ⇨ -1.1V
負荷抵抗を変えたときの
Operation Condition
12AU7には差がない。(笑)

■リップルフィルタ
上段ボードのLINEアンプ部を見ていたら、B+電源にぶら下がって2SC3425によるリップルフィルタがあった。B+電源の経路の途中にあって、回路を分かりにくくしていたので、以下にスケッチをした。

途中にある200V->60V供給
リップルフィルタ
■Phono Equalizer

 Phono EQの回路はよくわからないが、以下のリンクの図面から、ペルケさんのPhonoEQページのものと同じようなものがあるので、2段直結,カソードフォロア出力と理解した。


  https://altum73.blog.fc2.com/blog-entry-452.html 

■A基板_____________________________
A基板は、入出力の交通整理の機能が中心になる。以下の機能と思う。


  4入力を選択するPICとリレー
  電源ディレイ用のPICとリレー
  その他には2SK170があるのでMCヘッド・アンプ?


 1段のPG帰還のアンプは、電源onでない時にFBの抵抗経由で微小な音が後段のパワーアンプ側に伝わるらしいが、電源ディレイ用リレーで出力を遮断しているようだ。さすが市販品!配慮が行き届いている。
 B基板の60Vの使い道は 2SK170用? VGDS = −40 V なので、少し電圧が高すぎるが、どうやって使っているのだろうか? B基板を総取り替えした時にA基板の電力供給が止まって機能しなくなるのは避けたいので、後で確認しないと。