■音を聞いてみた__________________
LINEの機能(PhonoPlayerをもっていない。)のみの音出しをした。
①1.6mmDCジャック(7V)仕様
自分は2.1mmプラグの6VDCでアダプタしか持っていないので、
ジャックを2.1mmのものに交換。
アダプタの入口も狭かったので、ヤスリかけして広げた。
6VDCは、高電圧系のDCDCコンバータが6V(5V)~8VDCまで対応していたので、いけそうと考えた。ヒーターは6.3Vで使用なので、こちらも多分大丈夫と推測した。
②音出し
何の問題もなく、音が出た。
最初は、ジャンク品でも普通に音が出たことが嬉しかった。
真空管は、手持ちで12AU7と12BH7Aがあったので、どちらも挿してみたがノイズも気にならない。さわやかな感じの音だ。帯域は仕様通りのように思う。全く計測していないので後で計測してみよう。
セパレーションが悪いことを前提に
ボードの裏側にコンデンサと抵抗を追加して左右の電源を分離しようかな。それとも、大変更案の通り、Phonoアンプ部分を削除して、差動のアンプ&電源系変更をしようかな。変更しないとジャンク品が無駄になりそう。 世間からすれば改修のほうが無駄かも知れないが、自分の中ではプリアンプの改修は有意義なお楽しみに分類している。(笑)
■C基板____________________________________
電源部のボードの写真を撮った。電源部はC基板と言うらしい。
リバース・エンジニアリングを開始。
C基板は、DC 6-8V入力で DC200Vを出力するらしい。搭載されているDCDCコンバータはSHARPの仕様書によるとDC3.5Vから35Vの入力で4.5Vから35Vを出力する。(あれれ? DC200Vには足りないぞッ!)。ReferenceVoltageが1.26VでR2,R1の抵抗値によって出力は以下の様に選択出来る。
(出力電圧) = (R2+R1)/R1 * (Reference Voltage)
取り敢えず計測してみた。
B電圧は 無負荷で196V出ていた。
負荷として12AU7を1本を使用して194V。
LINEの機能(PhonoPlayerをもっていない。)のみの音出しをした。
①1.6mmDCジャック(7V)仕様
自分は2.1mmプラグの6VDCでアダプタしか持っていないので、
ジャックを2.1mmのものに交換。
アダプタの入口も狭かったので、ヤスリかけして広げた。
6VDCは、高電圧系のDCDCコンバータが6V(5V)~8VDCまで対応していたので、いけそうと考えた。ヒーターは6.3Vで使用なので、こちらも多分大丈夫と推測した。
②音出し
何の問題もなく、音が出た。
最初は、ジャンク品でも普通に音が出たことが嬉しかった。
真空管は、手持ちで12AU7と12BH7Aがあったので、どちらも挿してみたがノイズも気にならない。さわやかな感じの音だ。帯域は仕様通りのように思う。全く計測していないので後で計測してみよう。
セパレーションが悪いことを前提に
ボードの裏側にコンデンサと抵抗を追加して左右の電源を分離しようかな。それとも、大変更案の通り、Phonoアンプ部分を削除して、差動のアンプ&電源系変更をしようかな。変更しないとジャンク品が無駄になりそう。 世間からすれば改修のほうが無駄かも知れないが、自分の中ではプリアンプの改修は有意義なお楽しみに分類している。(笑)
■C基板____________________________________
電源部のボードの写真を撮った。電源部はC基板と言うらしい。
リバース・エンジニアリングを開始。
C基板は、DC 6-8V入力で DC200Vを出力するらしい。搭載されているDCDCコンバータはSHARPの仕様書によるとDC3.5Vから35Vの入力で4.5Vから35Vを出力する。(あれれ? DC200Vには足りないぞッ!)。ReferenceVoltageが1.26VでR2,R1の抵抗値によって出力は以下の様に選択出来る。
(出力電圧) = (R2+R1)/R1 * (Reference Voltage)
取り敢えず計測してみた。
B電圧は 無負荷で196V出ていた。
負荷として12AU7を1本を使用して194V。
C基板 電源部 出力200V |
入力はDC6〜8V 中央の308Aは4つの端子があるので 変圧用トランスのようだ |
SHARP PQ2CF1 Switching Regulator up to 35V フライバックコンバータとして利用で 200Vに昇圧している。と思う。 その後高圧コンデンサ2本(22uF/350V)で平滑 |
SHARP PQ2CF1の仕様書の推奨回路によると
PQ2CF1 の他 ダイオード2個、変圧用のトランス1個の構成とインダクタがないことから、フライバックコンバータとしてPQ2CF1を動作させて、200Vに昇圧していると推察した。平滑は22uF/350Vコンデンサ2個なので、多分、ノイズは多いと思う。なお、PQ2CF1は50kHzでスイッチングする仕様。
以下にSHARPの仕様書からの推奨回路の抜粋を示す。
SHARP PQ2CF1仕様書から抜粋
上側が、DCDCコンバータの推奨回路
下側が、フライバックコンバータの推奨回路
B基板_____________________________
下部上段ボード(3つの真空管が載っているボードB基板と言う名称)も確認中。
機能は凡そ以下の通り。
12AU7 1本で LINEアンプ(PG帰還)
12AU7 2本で Phono Equalizer(2段直結,カソードフォロア出力)
200V⇨60V? リップルフィルタ
今の所、奇麗な写真なし。
他の方の製作記録のリンクを貼り付ける。
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/tnak/TU875.htm
■LINEアンプ
電源左右分離時には、12AU7には各々2mAを流しているので、1kΩの抵抗と47uF/250Vのコンデンサで、左右に振り分ける予定。
気持ち 負荷抵抗値を下げてプレート電圧を上げてみるのも良いかも。
例えば、負荷抵抗68kΩ ⇨ 47kΩに変更すると、
12AU7 で プレート電圧 60V ⇨ 70V バイアス-1.9V ⇨ -2.2V
12AX7 で プレート電圧 135V ⇨ 145V バイアス-0.95V ⇨ -1.1V
■リップルフィルタ
上段ボードのLINEアンプ部を見ていたら、B+電源にぶら下がって2SC3425によるリップルフィルタがあった。B+電源の経路の途中にあって、回路を分かりにくくしていたので、以下にスケッチをした。
■A基板_____________________________
A基板は、入出力の交通整理の機能が中心になる。以下の機能と思う。
4入力を選択するPICとリレー
電源ディレイ用のPICとリレー
その他には2SK170があるのでMCヘッド・アンプ?
1段のPG帰還のアンプは、電源onでない時にFBの抵抗経由で微小な音が後段のパワーアンプ側に伝わるらしいが、電源ディレイ用リレーで出力を遮断しているようだ。さすが市販品!配慮が行き届いている。
B基板の60Vの使い道は 2SK170用? VGDS = −40 V なので、少し電圧が高すぎるが、どうやって使っているのだろうか? B基板を総取り替えした時にA基板の電力供給が止まって機能しなくなるのは避けたいので、後で確認しないと。
PQ2CF1 の他 ダイオード2個、変圧用のトランス1個の構成とインダクタがないことから、フライバックコンバータとしてPQ2CF1を動作させて、200Vに昇圧していると推察した。平滑は22uF/350Vコンデンサ2個なので、多分、ノイズは多いと思う。なお、PQ2CF1は50kHzでスイッチングする仕様。
以下にSHARPの仕様書からの推奨回路の抜粋を示す。
SHARP PQ2CF1仕様書から抜粋
上側が、DCDCコンバータの推奨回路
下側が、フライバックコンバータの推奨回路
B基板_____________________________
下部上段ボード(3つの真空管が載っているボードB基板と言う名称)も確認中。
機能は凡そ以下の通り。
12AU7 1本で LINEアンプ(PG帰還)
12AU7 2本で Phono Equalizer(2段直結,カソードフォロア出力)
200V⇨60V? リップルフィルタ
今の所、奇麗な写真なし。
他の方の製作記録のリンクを貼り付ける。
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/tnak/TU875.htm
■LINEアンプ
電源左右分離時には、12AU7には各々2mAを流しているので、1kΩの抵抗と47uF/250Vのコンデンサで、左右に振り分ける予定。
気持ち 負荷抵抗値を下げてプレート電圧を上げてみるのも良いかも。
例えば、負荷抵抗68kΩ ⇨ 47kΩに変更すると、
12AU7 で プレート電圧 60V ⇨ 70V バイアス-1.9V ⇨ -2.2V
12AX7 で プレート電圧 135V ⇨ 145V バイアス-0.95V ⇨ -1.1V
負荷抵抗を変えたときの Operation Condition 12AU7には差がない。(笑) |
上段ボードのLINEアンプ部を見ていたら、B+電源にぶら下がって2SC3425によるリップルフィルタがあった。B+電源の経路の途中にあって、回路を分かりにくくしていたので、以下にスケッチをした。
途中にある200V->60V供給 リップルフィルタ |
■Phono Equalizer
Phono EQの回路はよくわからないが、以下のリンクの図面から、ペルケさんのPhonoEQページのものと同じようなものがあるので、2段直結,カソードフォロア出力と理解した。
https://altum73.blog.fc2.com/blog-entry-452.html
Phono EQの回路はよくわからないが、以下のリンクの図面から、ペルケさんのPhonoEQページのものと同じようなものがあるので、2段直結,カソードフォロア出力と理解した。
https://altum73.blog.fc2.com/blog-entry-452.html
■A基板_____________________________
A基板は、入出力の交通整理の機能が中心になる。以下の機能と思う。
4入力を選択するPICとリレー
電源ディレイ用のPICとリレー
その他には2SK170があるのでMCヘッド・アンプ?
1段のPG帰還のアンプは、電源onでない時にFBの抵抗経由で微小な音が後段のパワーアンプ側に伝わるらしいが、電源ディレイ用リレーで出力を遮断しているようだ。さすが市販品!配慮が行き届いている。
B基板の60Vの使い道は 2SK170用? VGDS = −40 V なので、少し電圧が高すぎるが、どうやって使っているのだろうか? B基板を総取り替えした時にA基板の電力供給が止まって機能しなくなるのは避けたいので、後で確認しないと。
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