2020年2月23日日曜日

修理完了 National蛍光灯  点灯ブロック修理

前回の記事
 蛍光灯の点灯ブロック交換
  https://iwharpar.blogspot.com/2015/03/blog-post_25.html

点灯ブロックの修理 _____________________________________
全景
修理完了
劣化進行中の別の蛍光灯がある。
その点灯ブロックを修理しようと思って電灯を下ろして写真を撮る。
点灯ブロックの型番は National HKE72241A
以前のブログにも書いたが既に蛍光灯の補用品は製造していないのでボードの交換は不可能。今回の修理はダメなコンデンサをリプレイスする。
電解コンデンサの寿命は他の電子部品に比べて短い。真空管 蛍光灯管と オーダーは近い。高温で使用時には2000から10000時間程度。通常、高温でない環境なのでもっと持つので蛍光灯の管の何倍も長持ちする。電気製品が電源入らないのは電解コンデンサかリレーか? 過電流が流れた以外ならなんだけどが〜。

点灯ブロックの状態写真________________________________________
National HKE72241A

電解コンデンサのうち、写真の上2つが怪しい。
ダメージを受けた二個は C2, C3 180V220uF  である。 
上にあった黒いフィルムは落ちてアルミが剥き出しになっている。
さらにC2は爆発寸前(笑)
C2とC3の電解コンデンサをリプレイスする。
他のものは 大丈夫と推定(楽観的)。
まずは、C2とC3コンデンサを買う事にした。

以下、後日の改修編

先ずは、必要なコンデンサは
千石電商に250V220μFのものがあったので購入した。
 https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-4JXH
その他リードタイプではないもの(基板取り付け型)にこんな物もあり、こちらは種類は豊富。基板の穴に適合するかの取付検討が必要になる。
 https://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/search.php?cid=4867

Φ18mm 高さ40mmの背の高い物
横倒しにして搭載
パワートランジスタ/MOSFETとダイオードから離れるようにレイアウト

予想通り2箇所のコンデンサの交換で運良く原状復帰ができた。
いゃ〜〜〜。気持ちイイ。
この頃、完成の記事が無くて溜飲を撫で下ろした感じ。

電灯の型番/価格は忘れたけど、価格は高かったと記憶しているので、
直ってめでたし。めでたし。
(2020/5/1)



前回の拙ブログはこちら____________________________________
   点灯ブロックの交換


覚えとして、全てのコンデンサ類を書き出す。_________________
フィルムにはサイズが大きいのに容量の小さいものがあった。(C10とC17?)1.25kVの高電圧のものだった。これは特殊なので入手するのは大変かも。(が今回の対象ではない。共立エレショップにはあった。容量は122〜103J  メタライズドポリエステルフィルムコンデンサ

電解コンデンサ
C2C3 180V/220uF  
C20  25V3300uF
C18 25V100uF  C19 63V10uF
C21 16V100uF

フィルム 
474C1  474C4 473C6 474C7 103C10 474C11 473C13 474C14 113C17? 104C22

セラコン 
471C5 221C8 471C9 102C12 221C15 471C16

リプレイス後のボード

取り出したコンデンサ
爆発💥寸前!

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