2019年4月7日日曜日

製作 トランス式USB DAC 2号機(TAM121115)

前回及び関連する記事
①TAM121115に関する試験
 https://iwharpar.blogspot.com/2019/03/dac.html
②トランス式USB DAC 1号機(TD-1W)
 https://iwharpar.blogspot.com/2019/01/dac.html
③トランス式USB DAC(TD-1W) を整形手術してみた
 https://iwharpar.blogspot.com/2019/03/usb-dactd-1w.html



1号機に比べて、2号機は、すんなり完成した。
ホールソーによる穴開けにも少し慣れたので、要領よくできた。
ケースの加工さえできれば、面倒がなくなるので、その後の作業がはかどる。
150Ω入力 600Ω出力は1号機とほぼ同じ仕様。

1号機と2号機の違いは以下の3点
①トランスはTD-1WからTAM121115に変更した。
②AKIDAC上の抵抗値をペルケさんのHP <SOWTER 3360> の作例を参考に15Ωを
33Ωにしてみた。(訳分かって変更しているのではないので、悪しからず。)
③出力は平衡出力(XLR)から不平衡出力(RCA)へ変更した。

トランスを汎用ボードに載せて表面はかなりスッキりした。
ボードの裏側は表面と打って変わって醜くい。
汎用のボードよりは、少々値段が高いがタカスのIC-301-72のようなパターンのあるボードの方が仕上がりがきれいになる。ボード間の接続はジャンパー線コネクタを使用したので、結線もやりやすい。表面を見て判断することができるので、間違いも少なくなると感じた。

■音のこと
トランスの低音域の歪みの事があったので、興味深く聴いた。
低音域は正直わからない。
出来立ての時点では、高音域側にモヤモヤ感があった。
hatの音がざらつくと言う感じ。歪みが多いの?ローパスフィルターが効いていないの?
感じ程度なんだけど…。
接続間違いか? 抵抗値orコンデンサの容量間違いか? 
10時間程度エイジングした現在は、澄み切った音に思えてきた。
なにしろ、違いのわからない男の意見はあてにならない。
自分で作ったものは無条件受け入れちゃうからね。

■出来栄え
1号機と2号機の内部の比較
特性は未計測。(1号機も未計測)
1号機よりスマートに配線できた。少し進歩。
ラインは細めのAWG24を使用。
ボード間の接続はジャンパ線コネクタを活用。
課題は、USBコネクタがデカくてレイアウトに苦労。
2号機
1号機
図面にて記録をする。
R6,R7を33Ω
C5,C6
を2200μF

XLRコネクタはRCAコネクタに変更


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