2019年1月13日日曜日

製作 トランス式USB DAC 1号機(TD-1W)

初期version 正面にUSBとLEDを配置

ペルケさんのHPを見て、トランス式USB DACを製作した。
■設計
全く設計はしていなくて、
 ペルケさんのHPの平衡出力のトランス式USB DAC をそのままコピーした。
   トランスはタムラ TD-1W を使用。1次入力側インピーダンス150Ω;2次出力側インピーダンス600Ω 。出力は約1.2Vを狙った。


■製作過程
2015年7月頃から製作開始して 2019年1月にやっと製作完了。
何か課題があって遅くなった訳ではないけどね。
一回目の音出しをしたら、ハム音しか出なくて、僕の頭は真っ白になった。
XLR端子の1番ピン:GNDと2番ピン:hot(+) の繋ぎ間違いをした。
さすがに、3番ピン:Cold(-)は間違えなかった。
オスとメスのXLR端子ではピンの配置 が異なる。
ピン番号ではなく、配置の思い込みをして、オスとメスはピン番号と配置が違うことを知らずに、出力側がメスだと思い込んで配置を固定して考えて、間違えたようだ。
オスとメスが向き合って接続すると鏡に映したような対称でないと接続できない。
なぜ、「つなぎ間違いをしたか?」を理解できていなかった。
全く考えていないことを露呈して恥ずかしい。

■音質
トランス式DACからの出力は 1.16Vとの事。
 AKI.DAC2704の出力電圧は0.6V。トランスでの電圧増幅はトランスのインピーダン比150Ω:600Ω から 約2倍の電圧になる。普通のCDプレイヤーは2Vなので約2/3。今まで使っていた iPod用DAC TEAC DS-H01の出力も2Vだったので、アンプに繋げると 音が小さくなった。音量以外で、2つの違いを聞き分けられる程の耳を持っていないので 正直、差が分からない。

でも敢えて言えば、左右のセパレーションが良い気がする。
Analog Discovery2 で 性能チェックもしてみたい。
出力差を補正して、比較して聞ける仕組みが欲しくなった。
次は、プリアンプ作ろうと考えている。


でも、このペースだと実現するのはいつになるのだろうか?(笑)

■整形
このDACは、後日整形手術をした。以下のBlogに記載
 トランス式USB DAC(TD-1W) を整形手術してみた
はらわた:フィルタのみなのでシンプル。
配線は分かりやすい様にスパイラル(+)/白(-)/黒(GND)にした。
トランスで電圧増幅インピーダンス比 150Ω:600Ω →約2倍に

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