2020年2月11日火曜日

ウィリアムソン型アンプ

Williamson Type Amplifier ________________________
以前からなんとなく、Williamson Type Amplifierに興味があった。
以下の2つのページをよく眺めていた。
E182CCウィリアムソン型ミニアンプ
13DE7ミニウィリアムソン型アンプの製作

1947年のWireless World に掲載された資料が今日でもArchiveとしてnetwork上に存在するのは凄い事。真空管アンプbuilderのBibleなんだろうね。Williamson Amplifier関連する記事も沢山ある。
以下にリンクを貼り付ける。

http://www.r-type.org/pdfs/dtnw-amp.pdf

真空管アンプをWebで眺め始めた頃から、「いつかは、E182CCでウィリアムソンを作るぞ!」(6N6Pでも良いんで)と思い込んで 部品も、コンデンサ、抵抗類、真空管、出力トランス、アルミケースを少しずつ買っていた。

最近、また上記のHPを眺めたら、その事を思い出した。
いろんなアンプ類に手を出しているが、成就していない状況で、計画するのは?なところがあるのは確か。でも、思いついたときに書かないと忘れてしまうのも確か。
前置きはこの辺で終わリ、本題へ。

使用する真空管 ________________________________
使用する真空管は、以下とする。
6DJ8 (7308) ⇨ 6DJ8 (7308)⇨ 12AU7 (6189) ⇨ E182CC(7119)
作動点
出力段    E182CC : 165V, 22mA, -5V,  8kΩ ………………170V+α
ドライバー段 12AU7   : 110V, 3.5mA, -4V,  22kΩ   ……………187V
初段     6DJ8      : 70V, 5mA,  -1.7V, 22kΩ ………………180V
位相反転段  6DJ8      :  65V, 3.3mA, -2V,  22kΩ/22kΩ ………210V
供給電圧が最低210Vなので、180〜190Vの電源トランス が欲しくなる。


直結から始まって....脱線_________________________
キー技術は何かを理解していないのに、書いているうちに以下の組合せなら、無理無く格段が直結出来るのではないかと思い始めた。(Williamson Amplifierと直結は関係無い)

2SK117(シングル) ⇨ 2SK117(差動) ⇨ 2SA1680(差動)⇨ E182CC(差動)
 ① 位相反転段は2SKの差動に置き換えた。
 ②ドライバー段は2SA1680の差動にしてみた
 ③ 2SKの差動はゲインがあるから、初段は不要なので、以下に変更

2SK117(差動) ⇨ 2SA1680(差動)⇨ E182CC(差動)
段々と疑問も
 ④そんなにゲインが必要と思われないので、突き詰めると2段式でいいじゃん?
 ⑤ウィリアムソンは何処に行った?3段で有り余るゲインをFBに回すのが本質?
 ⑥直結にするなら、差動2段で不都合はない。

③にのみフォーカスする。
6DJ8のような双三極管なら、回路の選択肢として、以下のどちらかが選べる。
 差動型位相反転回路
 初段+(P-K分割型位相反転回路)
6U8のような複合三極管なら、回路は以下のようになる。
 初段+(P-K分割型位相反転回路)
トランジスタorJ-FETなら2素子で、
差動型位相反転回路が現実的に思えてきた。
(P-K分割型位相反転回路)のような回路はトランジスタでも可能なのだろうか


また、たわいも無い考えだが、双三極管のインプットとアウトプットだけ眺めると、
 差動型位相反転回路
 初段+(P-K分割型位相反転回路)
は、等価に見える。

自分が何をしたいのか、一段と分からなくなった。

一旦休息を取れば、考えが変わるかもしれない。

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