2019年3月27日水曜日

恐る怖る 1号機アンプ の特性計測

やはり、怖れていたことが現実になった。


拙Blog ”1号機 超三極管接続アンプ 堂々完成?” は以下のリンク 

周波数特性6Hz~30kHz
利得:7.95倍(18dB)
チャンネルセパレーション:未計測
応答特性(1kHzと10kHzを取得)

Singleにありがちな特性です。 
なんと、周波数 10Hzに山があり、8kHzに極がある。
驚きの8k問題です。
低域の10Hzはインピーダンスがあっていないのかなぁ~~。
トランスの単体特性を計測しないと分からない。

悲しくなってしまいました。

1号機は解体して 普通なSingleAmpにしようと思う。
今年の目標。
改造の空想に続く
 http://iwharpar.blogspot.com/2019/04/1.html
涙なみだの 周波数特性
帯域はこちらから読み取り
1kHz 1V 入力 FFT結果 2次高調波主体の歪。でも大きい。

1kHz ステップ応答
(これはさすがにそれなり。)
10kHz ステップ応答(周波数特性から推定できる程度に丸みを帯びている。)



■全高調波歪の概算値
 1kHz@1V,0.125W(~20kHz)における全高調波歪を概算してみた。
 FFTの結果から、1.5%程度になる。
(多分A級アンプはこんなものでしょう。FBの量を理解していないので)
 2次高調波が多いのは、歪が打ち消されていないため?
 以下のページはすごく分かりやすく書いてある。
   http://neax.sakura.ne.jp/tube/note/thd/thd1
 もしかすると、ノイズフロア相当分は計測精度より下なので、一定値に見えたり
するのかと手前味噌なことを想像しています。

項目 概算値(グラフから読取) 比に直すと パーセント
2次高調波 -40 dB 0.01
3次高調波 -70 dB 0.0003
4次高調波 -80 dB 0.0001
ノイズフロア -90 dB 0
周波数帯 ~20kHz
0
③=①×② ノイズフロア相当分 0.00002 4.1E-06 0
同上 -47.0 dB 0.0045
4096点でFFTやってると考えると  -53.9 dB 0.0020
合計(連続系) 0.0149
合計(離散系と仮定) 0.0124
全高調波歪率(連続系) 1.5% 1.49%
      (離散系) 1.3% 1.24%

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