2021年12月14日火曜日

Overlap/Underlap? or Innerlap?

 サッカー用語の話

Overlap
 SideBackのオーバーラップはwingの外回りをして飛び出すようなPositioningを言うのですが、最近は、Positioningについて、色々と細かな動きを要求されるので、上とは逆にWingが外/SideBackが中を取って、相互に役割を補間することもある。

  日本人がいうと、インナーラップというらしい。

Underlap
 でも、DAZNでBennさんはUnderlapと言っていたので、英語ではUnderlapが正しいような気がする。冷静に考えて、lapという動詞を考えると、「上から覆う。」「下から覆う。」のは前置詞として引き連れてきても違和感がなさそうですが、「内側を覆う?」内側は元々覆う必要がないし、覆えないのでInnerと言う前置詞とは馴染まないと思います。試しに、Underlapで動画をググるとWhat is Underlap? みたいな動画が最初に出てきますが、Innerlapはそうでもありません。

OverlapとUnderlap
 日本語で通じりゃインナーラップでもいいじゃんと思いたいが、外国に行ってplayする選手が増えるInternationalなご時世ですので、会話する場合日本語ではないでしょうから、敵性?適正英語のUnderlapが日本でも使われるといいなと思います。

  ♪Overlap (^^♪Underlapと声高に叫ぶ。この頃

なんと、Sideback!!ではない
 でも、WingはWingerとも言いますが、Sidebackは適正英語なのか? えっ、もしかしてSidebacker??  答えはなんと、FullBack とかLeftBack RightBackが正しいとか書いてあります。まさかの展開‼

頭隠して、尻隠さず。

ま、いつもの頓珍漢なのが出てますな。

2021年11月14日日曜日

POYATU Bluetooth Wireless Adapter for Sennheiser HD598

Aliexpressで怪しげな、中国製のBluetooth Wireless Adapterを買った。
やっぱり怪しかった。
価格は約5,000円
HD598にさりげなく装着できるデザインは悪くない。
Bose用もある。内容は以下と同じかな?

■作動時間
説明書には記載がなかったので、8時間程度かなと思っていたが、さにあらず。
作動時間は約2時間20分 音量は最大3のインジケータで1。(家ではこれで十分)
作動時間は約TBD時間TBD分 音量は最大3のインジケータで2。(街中相当 未確認)
中を開いてLi-Poバッテリを見ると、401025程度のサイズで容量の表記がない。
サイズ601235 180〜200mAh程度のものに交換してみようかと考えている。

■Bluetoothの接続性
街中では、iPhoneが目の前(Day Packのトップポケット)にないと瞬断する。
50cm以内にiPhoneが欲しい感じ。

iPhoneがズボンのポケットにあると、少し厳しい。
一人で散歩程度では使える。
ズボンの中では人通りが多いと使えない。

■音
低音のブーストが掛っているとしか思えない音。
大音量にすると気持ち悪い。
装着する対象がヘッドフォンに限定されているので、ブーストは不要と思うが。
音量は小さい。音量maxにしても大丈夫。
Wired で直接PC 接続すると小音量で十分なのにね。(PC のインジケータの1/3では耳が痛い)

ということで、良くないこと3つの商品だった。
デザインは悪くないけどなぁ。

================================
追記
 Bluetoothの接続が良くない原因は何だろう? と ふと考えた。

電波
室内なら、壁がなければ5mぐらいは、別に苦にしない。
となると、単純に電波が弱いのではないようだ。

次に考えられるのは、CPUの処理能力。
選択しているBluetoothの親機以外の電波が入ったら、棄却する作業が発生するはず。
これが思いの他、量が多いと必要時間内に処理しきれない可能性がある。
人込みのなかに行けば電波が飛び回っているはずだから、大変だ。
仮に、電波の強いのを優先したとする。
GATT Browser(By RENESAS)で眺めていると一定出力ではないように見える。
なので、電波が強いだけではうまくいかないことになっている?

また、BufferMemoryの大きさ。
1回の処理でどれほどのデータを取り込んでMemoryに保存しているか知らないが、
BufferMemoryが大きければ、1サイクルで親機の選択処置が間に合わなくても、
次のサイクルでは受信できることがあるはずだと思う。
これが、大きいとある程度のリカバリーが可能となると思う。

音が途切れるのは、本質はCPUが遅い。さらに、BufferMeomryが小さいので、
処理しきれないサイクルが多発して、BufferMeomry内のデータがなくなって、
音が途切れる。という仕組みなのかなと思った。

 
使っているBluetoothのBrowser

2021年11月8日月曜日

金木犀の二度咲き

金木犀・銀木犀は二度咲きするのもあるらしい。
する年もあるらしい。
三度咲きしたというのもネットで見かけた。

今日は11/8だ。
いつもの通勤の道すがら、銀木犀が6本ほど植えられているところに立ち寄った。
大きな木でどうだろう6mは超える。多分老木なのだろう。
二度咲きしているかを調べたが、ひと房ついていた。
老木は二度咲きするのも大変なのかな。

マンションの駐車場の垣根がわりの2本の銀木犀がある。
昨日、二度咲きの最中でほのかに薫る。
金木犀の二度咲きは先週あたりがピークで
昨日、花はあったが匂いはなかった。

金木犀は秋分の日の頃に1週間程度の香りを楽しむもの
 だと思いこんでいたが、
二度おいしいのに、気が付いたこの頃でした。

2021年10月30日土曜日

Headphone Plug

Sennheizer用のバランスケーブルを作成しようとした。

やってみると、2.5mmプラグ×Litz線のハンダの難易度が高い。
Litz線は線を剥ぐ工程がないのに絶縁用のエナメルの色で判別できるので工業製品のイヤフォンケーブルにはよく使用されているように思える。エナメル線以外の細い糸を混ぜているケースもある。今回のはそれ。

Tryしてみてたのは、Sennheizerについてきた6.3mmプラグを4極の2.5mmプラグに変えようと頑張ってみた。SennheizerのHeadPhone側の2.5mmプラグがやや特殊で細いプラグのみ使用が可能なようなのでついていた6.3mmプラグを改造しようと思い立った。
が上手くハンダできていない。導通がない。厳しい結果。
いつも失敗ばかりなんで失敗に慣れたかもしれないが、やはり敗北感を味わうのはつらい。
自分で結合するなら、Litz線はやめて普通の銅線の4Strand線がBestと感じた。8Strandもできるかもしれない。ハンダの腕に応じた銅線を選ぶのが大事なようだ。私には太い線がいいとは限らない。


以下は、Webで調べた線に関する情報。AWGさえ知ってれば大体問題ないが、detailedにこだわり始めると調べたくなるので整理してみた。

素線(wire)
 一本あたり直径0.05mmからあるようだ。
 素線を 7本、19本、37本、61本、7×7本 という感じで束ねて撚り線(Stranded wire)
にしている。

撚り線(Stranded wire)
 撚り線をPVCとかTEFLON®で絶縁して、編み込んだのが売っているEarPhoneCordになる。(平衡伝送を前提に)最低の撚り線の数は4本なので 私が手作りするなら 4 Strand Braid Wire がよい。編み込み線(Braided Cable)になる。

英語は、撚り線がStranded Wire
Core:例えば素線7本から撚り線を作るときの中心の1本をCoreと呼ぶらしい。
Strand/Core は Ropeの概念のようで、電線も似た作りをしているので、同じように使うが、ロープのように撚り線をきっちり組まないといけない訳ではないので、曖昧に使用しているような感じ。
 特に日本語では 電線の撚り線全体を芯線と呼んだりする。
 芯線は英語に直すとCoreになるので違和感がある。
 英語も曖昧で撚り線を構成している素線の本数を示すとき、19Coreと呼んだり、19Strandと呼んだりしている。

 編み込み線(Blaided Cable)のほかに絶縁した線を束ねたケーブルは(Jacketed Cable)と呼ばれる。外側の絶縁をJacketedと呼ぶようだ。日本語では3芯電線とか4芯電線とか呼ばれる。芯の概念があいまいになっている。この概念は英語だと3-Conductor Cable 4-Conductor Cableかな。

銅線の品質?
 OCC線ならBest、OFC線はBetterと言ったところか。

ちなみに、
UP-OCC  (Ultra Pure Copper by Ohno Continuous Casting Process)
LC-OFC "linear-crystal" (LC-OFC) or "monocrystal"
OFHC  Oxygen-Free High-Conductivity (OFHC) copper
OFC   Oxygen-Free-Copper
6N = six-nine =99.9999%


Plugのまとめ

2021年9月3日金曜日

Python 他

  最近、必要になったのでPythonを使用している。画像に強い言語らしい。僕のようにC言語がわからない人にも開発しようかなという気にさせてくれる敷居は低そうな言語である。Pythonは日本語で発音するとパイソンなのだけれど、ペイソンとかペイトンと間違える。頭が固くなっている証拠だ。

 それより、Google上でPythonの開発環境が揃っているので、簡単に試用(使用)できる。こんな感じです。大変便利な時代になってきた。

   Pythonの開発環境       https://colab.research.google.com/?hl=ja

   自分のプログラムファイル https://drive.google.com/drive/my-drive           

 Net社会なので、色々なものがNet上で済ますことができる時代になった。その他だと、PDFの編集やOCRによる文字認識の機能もNet上でできるのでAcrobat本体をインストールする必要もなくなってきている。Acrobatはあれば便利だが、たまに使用する程度なら手元になくてもどうにかなるし、iPad,iPhone,Mac,PC、Android機種を選ばないのでインストールという面倒なことがなくなる。Browserさえあればよい。

 WindowsもNet上で使用するようになるのが近い将来の形のようだ。手元にはBrowserが動く簡単なiPadのような端末にしてServer側にWindowsがあるような形である。Windoows側はServer上で動くのでGraphicsTip, StrageTip, その他USB,Wifi,Bluetooth等のNetworkTipの互換性を考えなくて良くなるので、OS側の負担が減る。Server側の一括管理なので、Updateも簡単、データ消去も簡単=管理が簡単ということらしい。

 iPhone,iPadを使用すると機種変更が簡単なので、WindowsPCの機種変更はたいへんだなというのが率直な感想である。だから、iPadを使用し始めた頃に将来的にはPCは家庭からなくなるなと思っていた。少し前まで、会社でWindowsを使用するのは特殊なソフトを使用するから仕方ないが、将来的には会社でもiPadで仕事をする人が増えると思っていた。 

 いや違う。数年でWindowsPCがLegacyになる。GamersPCのみになるな。

2021年8月4日水曜日

再変更 バランスド ヘッドフォン アンプ

バランスド ヘッドフォンを 机の上に放置して久しい。

何故か音が出ない。一旦出たけど次はダメみたいな。
小さなコネクタでボード間を接続すると接触不良が起こりやすい。
小さなコネクタをカシメる適切な小さな工具がないのも原因の一つと思っている。
それにしても失敗が増えると気力が続かない。

それはさて置き、今日の本題は、
不平衡→平衡変換を ICで代用しようと思い始めた。
DRV134(TI製)で簡単に済ませて、結合する案である。
樫木総業に部品を依頼中。
来週にも届くので、夏休みの宿題としよう。

原案は共立エレショップのこれ。
ICの中身はわからないけど簡単。Analog DevicesのSSM2142というのもあるらしい。そのほか、THAT1646というのも同じ機能ということだ。

DRV134で受けて、トランス・バッファ化する案はネット上にもある。
簡単に作られているように見えて、うらやましい。


トランス・バッファは間違えではないように見える。
DRV134の仕様書によると、
 ゲインは6dB(1Vで±1Vになるから2倍なのか、1Vが±2Vになるか不明?)
後でに書いたが、どちらにしてもトランス側で飽和してしまうので最大出力は出ない。
楽観的に1Vが±2Vになる方を取る。(1.1V出力のマイUSBDACを入力としよう)
1Vで入力するがDRVの出力は±2Vrmsで

トランス入口600Ω:出口150Ωインピーダンス
受け手側に32Ωのヘッドフォンがあるとすると、
120Ω相当がトランス入力インピーダンスとなる筈? 
(トランス入口120Ω:出口32Ω)

120Ω相当に ±2Vrmsの電圧を供給すると、33mAが流れる?
 W=VI=4Vrms×33mA=132mW=21dBm=多分定格オーバー
120Ω相当に ±1Vrmsの電圧を供給すると、17mAが流れる?
 W=VI=2Vrms×17mA=34mW=15dBm=こちらも多分定格オーバー
10dBm=10mW程度でないとね。となると、±0.5Vrmsってことかな

出力側は±0.25Vrms 8mW程度になる。(最大出力)
そもそも、DRVの出力インピーダンスが50Ωなので、
DRVが120Ωの受け手に対して最大出力を出すのは厳しいだろう。
OPAMP(DRVも含めて)は600Ω程度で受けることが前提のような。
(DRV134の仕様書の各種の出力の図は600Ω)


2021年6月5日土曜日

Renault Lutecia

近頃のマイブーム その2

最近、街でよく見るルノー ルーテシア 
マッシブでいい感じ
色は カッパーかクリムゾンレッド が良いですね。
SUV版のCapturってのもある。こちらは、やや武骨で 
“かたまり”感(ルーテシアでマッシブと表現したのと同じ意味で使っている)に欠ける。


そうそう、一月万冊というYouTube番組(45分番組)も マイブーム。
毎日夜7時からの 東大の安富教授の時間が好きだ。
ラジオのように聞き流している。

2021年5月30日日曜日

Responsibility 責任を取ること について

東大の安富教授によると
Responsibility の 元は 応答(対話)すること
辞職することではないらしい。

そう思って、TVで 責任
を口にする人に発言を耳にすると
その文脈からは 応答する という意味で使用していない
なと思うことが多い。

Responsibilityの 日本語訳が 責任 
日本には 責任 の概念がなかったらしい。
切腹して 責任 を取るのが 江戸時代
辞職して 責任 を取るのが 今の企業
責任は私にあると 言って 何もしない政治家

対話を通しての結果が辞職になるのなら、それはそれ。
対話によって、問題の本質は 何かを見極める どうすべきかを議論する
辞職がありきでは、問題を ウヤムヤにして 蓋をする行為

ましてや 政治家の発言には さらに驚く。
蓋をするのはなく 臭いもの の処置を 放置
蓋を開けたまま
時間が経てば ニオイに 鈍感になり 臭いことを忘れる
人間の性質を 悪用している

対話して
問題の本質を明らかにして
欲しいことがいっぱいある。

Olympicの開催
COVID−19の対策

2021年5月5日水曜日

マイブーム


万年筆が マイブーム。
再就職が決まって、筆記具を取り揃えようと以下の3点を購入した。
 ① STEADTLER製の 0.9mmのシャープペン
   一年前 徳島県立産業観光交流センター(アスティとくしま)
  で落としてしまったので、再度購入
②三菱鉛筆 JETSTREAM 0.7 mmボールぺンのリフィル
     液漏れして固着していたCARAN d'Ache に装着
  (固着がひどかったのでアルコールに3日程漬けてペイント(インク)を落とした。)
③PILOTの万年筆GLANCE中字
 こちらは、新規に使い始める。
 万年筆は中学の時に使用してたな。インクを漏らして服について、それ以来使わなくなった。

3点の中では万年筆が一番気に入って使用中。
快適!

PILOTの3号サイズのペン先14K(585/1000)でM =中字
日本語書くには、少し太めな感じ。一文字一文字が大きくなる。

3号サイズのペン先はPILOTでは最も小さい。PILOTでは3号,5号,10号,15号の順に大きくなる。高級品になる。僕のは入門用。軸の太さも細身で、女性仕様かな。もっとゴッツイのが欲しくなったら、また買えば良い。

次に買うなら、SAILORのPro Gear SlimかPILOTのCustom 74の 白い軸のものが良さげ。MFサイズかな。Parkerの高級品のDuoFoldも いいかな! Perikanは? MontBlanc Delta ……
また、物欲が頭をもたげてている。
困ったもんだ。
3号サイズのペン先
14K-585 <M>



2021年1月28日木曜日

構想変更 バランスド ヘッドフォン アンプ

上がBalanced HPA

 フルのバランスド ヘッドフォン アンプを考えていたが、課題が色々噴出したので計画変更した。

課題
 4連ボリュームの調子が良く無い。
 上記を解消すべく、ALPSの4連ボリュームにするにはケース内に収まりきらない。

■変更案(1/28)
 ①入力は不平衡とする。
 ②OPアンプによる不平衡→平衡変換
 ③出力はトランス変換する。(変更なし)
 ④電源部は変更しない。
 ⑤「OPアンプの不平衡→平衡変換」は たかじんさんのHPの2つのバランスド ヘッドフォン アンプのうち以下ものをコピーする。

回路は以下の通り。
たかじんさんのHPから引用

 作成中のボードで上記を達成するために、ボード上の配線に展開。
 元のボードが簡単な正帰還OPAmpだったので、混乱した物になった。
 信号は図上では右から左に流れるので注意が必要。
 部品の取り外しでボードが荒れた。
 無理やり部品を剥がしたために配線を切断した部分もある。OMG!
 2回は確かめたのでハンダ作業に移ることにした。
変更案をボード上へ展開2021/1/28_間違い多し

2021/2/5 B改訂版

 
■部品取り付け中(1/28〜1/29) 定数の変更他 
 主に、手持ちのパーツの関係で以下の様に定数を変更
  ①R4 =22kΩ → 47kΩ
  ②R52 =2.2Ω → 15Ω
  ③R12, R34=100Ω → 省略不可 91Ω
  (アッテネーションは不要と判断した。 発振防止用なのでOPAmp出力近傍に必須)
  ④C2 =100pF → 150pF,   C4=10pF → 22pF
  ⑤出力トランスの1次側の中点はGNDに接地しない?
   (±出力のアンバランスによる電位差?をGNDに入れない。バラックでの確認事項)
   出力トランスの1次側のGND?
    ±出力のアンバランスは 処置する場所が無いけど我慢しようかな。
    良い方策無し。仮にDCを調整しても、AC成分のアンバランスは処置無し。
    接地する場合、仮にアンバランス±5mVとすると、
   R52の抵抗15Ωから0.67mA程度の電流が流れるだけじゃない。
    電位差±5mVでGNDが揺さぶられるとノイズの原因になるからなぁ。  
  ⑥出力トランスの2次側の負荷Openに対する保護抵抗:330Ωとした。
  (OPアンプ保護目的のため。
  (出力トランス交流抵抗150Ωの2倍程度の330Ωで、負荷は軽めを狙った。)



■バラックで調整(1/30〜2/5)
①R12, R34=省略して発振が止まらず、トラブル・シュート開始。
 R12, R34 発振防止用なので必須と解った。
②トランスの2次側からOPAmpにFBすると発振したので、
 OPAmp出力からのFBに変更。
③出力トランスの1次側の中点の処置は以下の2ケースを確認した。
  浮かす場合
  GNDに接地した場合
 GNDに接地したほうが少し出力があるので、GNDに接地にした。
 電源電圧±5V, 入力500mV, 負荷抵抗51Ωのスペクトラム
   注)電源はANALOG DISCOVERY 2から供給した。
出力トランスの1次側の中点 浮かした場合
出力トランスの1次側の中点 GNDに接地
若干ノイズが多い。

④入力を1Vにすると発振。
 2/5現在原因不明。
 電源電圧を±15Vにすると止まらないかなぁ〜。
電源電圧±5V, 入力1V, 負荷抵抗51Ω

■電源を接続(2/6〜)
ほぼ良さそうなので、電源を接続して試験運用を開始した。
電源電圧を±15Vにしたら発振は収まった。原因不明。
±1Vの入力に対してOPAmpではゲインが無いので出力は±1Vになる。
±5Vの電源電圧では電圧が不足する可能性があるかも知れないと考えた。
下記は電源電圧±15V時のNJM072Dの最大出力電圧対負荷特性。
 現状、600Ωのトランスが負荷になっている。図から600Ωの負荷の場合出力の上限は±9V程度、電源電圧±5V時は下記の図の1/3が上限と仮定すると±3V程度。腑に落ちない。
 2次側の負荷に繋いだのが51Ωの抵抗。 600Ω:150Ωのトランスなので2次側に合わせて200Ω:50Ωの様な状態だとすると、上限は±6V程度と読める。電源電圧±5V時はその1/3が上限と仮定すると±2V程度になる。やはり合わない。
 しかし、発振は収まったので良しとする。


現在の問題点/気付きを列記しておく。
①ケースへの接地を忘れたので全体が電気的に浮いている。1時間程度稼働後にケースに触れたらバチバチ雑音が聞こえた。短時間では発生しない様だ。帯電していると思う。→低電圧とは言え危険なので電源GNDをケースへ接地する。
②ボリューム未接続 ボリュームを変更したので、フロントの穴を大きくする必要あり。
③2.5mmバランスジャック以外に、4.4mmバランスジャックも装備したい。
④Coolなボリュームつまみが欲しい。
⑤BalancedHPAは初めて。音を聞いても3本線との違いがわからない。音は硬いイメージ。キンキンな感じ。エイジングが進みコンデンサが馴染むと違ってくるかも知れないと期待する。雑音は聴こえないと思う。特性は詳細に見ていないが、発振のことがあったので1Vと2V入力(@1kHz)のスペクトラムのみ見た。電源を繋いだらフロアノイズのレベルが上がったと記憶。エイジングが済み次第特性計測予定。
 出力トランスの1次側の中点の処置は気掛かりである。

電源を接続して試運転開始(2/6〜)
上:Balanced HPA
下:トランス式USB_DAC(TD-1W)


■回路図の修正
 未着手
  





2021年1月23日土曜日

2021/1/23 両口屋八事店

また、両口屋八事店に行ってきました
今回はお正月らしい生菓子を選択
名前は忘れましたが、綺麗
色鮮やかな生菓子でした
ほうじ茶もおいしい


追記)両口屋HPのNewsでも「新春菓2021」として紹介されていた

2021年1月19日火曜日

Analog Discovery 2について考える

(1) 分解能
Analog Discovery 2のHPから精度についての記述を抜粋する。
  https://store.digilentinc.com/waveforms-download-only/
============================
5. Arbitrary Waveform Generator
The Analog Discovery 2 is equipped with two Arbitrary Waveform Generators channels. Verify the voltage on the Waveform Generator channels before connecting it to a circuit.

Specifications:
  • The 0.5dB output bandwidth is 4 MHz.
  • The output current is 10 mA.
  • The DAC is 14 bits and 100 MSps, Analog Devices AD9717.
  • The maximum output is 10 Vp-p, between -5 V and +5 V.
  • The resolution is ~0.7 mV for amplitudes above 1 V, and ~0.18 mV for amplitudes of 1 V and lower.
  • When a channel is closed or disabled, the output is not in high impedance but close to 0 volt.
  • The carrier buffer can be up to 16 kS (default is 4 kS). The AM and FM buffer is 2 kS on two channels.
  • The stereo audio jack outputs the AWG signals. AWG 1 outputs on the right channel and AWG 2 on the left channel.

For more information visit the resource center
       ============================
14 bits なので、符号を除くと13 bits(=8192)の分解能
  1 / 2^13=0.00012207
上記の記述の
  ~0.18 mV for amplitudes of 1 V and lower.
と大体一致する。
0.18 mVはdBmに直すと以下の通り。
  20*log(0.18 mV)= -74.89dBm
自分の環境で、無信号の時のスペクトラム 20Hz-80kHz で調べると以下の図
-72dBm程度なので、スペックの物が得られる環境にある。
DC成分があるのか? 0Hz付近は大きい。
なんとなく、モヤが晴れた。

なお、FFTをしているときのサンプル数は4096個=12bit、と思う。100kHzの帯域幅でFFTをすると1区画が20〜25Hz程度なのでそう思った。

(2) 同軸プローブのこと
 同軸プローブの有無で計測結果が異なる。(ノイズが異なる。)付属の単線で無信号の時計測すると60Hz, 120Hz, 180Hz, 240Hz, 480Hzあたりに交流電流の影響が見える。よく見ると2kHzぐらいまで少し持ち上がっている様に見える。同軸プローブは必須と感じた。

同軸プローブによる計測状況

Analog Discovery2 同軸のプローブによるノイズの計測
Analog Discovery2 付属の単線によるノイズの計測

 また、同軸のプローブの有無で、Network機能(周波数特性計測)は100Hz以下や100kHz以上の領域は変化するし、その中間の帯域でもレベルに差がある様だ。
TD-156というトランスの周波数特性を例に示す。(出力側に820Ωの負荷を抱かせている。)
TAMURAの型録値の帯域:200Hz〜10kHz(±1dB)というのに近いのは同軸のプローブの気がする。
同軸のプローブの効果
緑が単線で計測
紫が同軸プローブで計測
(出力側に820Ωの負荷)
電圧で見るとさらに差が……。
どちらも1V_p-p入力

2021年1月17日日曜日

Balanced Amp のスクラップ帳

バランス接続のプリアンプを検討中。
必要な図をスクラップする。

■不平衡→平衡コンバータ
(1)  トランス入力で平衡化
入力トランスは600Ω:600Ω
Valves' Worldから引用


(2)  簡易不平衡→平衡コンバータ
  http://www.op316.com/tubes/balanced/bstudy.htm


J-FETを使用したPK(DS)分割
ぺるけさんのHPから引用
(3)OPampを使用したコンバータ
ぺるけさんのHPから引用

  https://nw-electric.way-nifty.com/blog/2013/03/post-cace.html
たかじんさんのHPから引用


(4)差動による平衡化時 片側FBの問題点について以下の記事に書かれている。
  平衡出力MC/MMフォノ・イコライザ・アンプ



■差動結合
(1)  OPamp〜平衡出力のLPFと差動結合
AK4495のマニュアルから
アナログ出力
アナログ出力は完全差動出力になっており、出力レンジはAVDD/2を中心に2.8Vpp (typ, VREFHL/R -VREFLL/R = 5V)です。差動出力は外部で加算されます。AOUTL/R +, AOUTL/R -の加算電圧はVAOUT = (AOUT+)-(AOUT-)です。加算ゲインが1の場合、出力レンジは5.6Vpp (typ, VREFHL/R - VREFLL/R = 5V) です。外部加算回路のバイアス電圧は外部で供給します。

 
AK4495のマニュアルから引用


(2)  J-FET〜差動結合
電子工作さんのHPから
 バイアスは2uFのコンデンサで消去

電子工作さんのHPから引用

■システム
(1)  アンバランスの典型〜2段差動+SEPP 
 ぺるけさんの19V版トランジスタ式ミニワッター
ぺるけさんのHPから引用


(2)  バランスの典型(不平衡~平衡)〜 2段差動+SEPP 
 ソフトン_善本さんのModel10 完全差動バランス出力ヘッドホンアンプ技術解説
 私の知識の中ではBTLぐらいしか考えられなかったので、初段からドライバー段へのフィードの仕方がなるほどと納得。(SEPPの部分は理解していない。)
エレガント
ソフトンのHPから引用

OPAMP使用(不平衡→平衡 OPAMP+Trans Linear Bias)
たかじんさんのSound RABBIT ヘッドフォンアンプ。 SEPPのバイアスの作り方も参考になる。
 
たかじんさんのHPから引用

 上記のうち、Trans Linear Biasのシミュレーションをしてみた。
  https://nw-electric.way-nifty.com/blog/2020/04/post-6520c7.html
Trans Linear Bias

2SC1815のみ1段+?(準コンプリ?)(不平衡→平衡 1段)
ラジオ技術で製作記事を書かれている齋藤和孝氏のディスクリート バランス出力ヘッドホンアンプ基板。電源はDC6V。
 パーツリスト(秋葉原基準/日本橋基準)および組立説明書

(3)  バランス
ぺるけさんの平衡プリアンプ(差動+エミッターフォロワー+トランス)
 Version1 Version2
ペルケさんの平衡ヘッドフォンアンプ(差動+ダイヤモンドバッファ)

(4)  BTL
 普通のステレオパワーアンプを平衡化する


■真空管キット
 回路は不明だが。12AU7差動 → 6DJ8 6DJ8はカソードフォロア?