2019年5月23日木曜日

筑波大学管弦楽団

先日、筑波大学管弦楽団のコンサートに行った。
演奏会は面白い。
色々なモノが見える。聞こえる。

自由席なので、いつもコンマスの前に座る。
一番前にいるので、演奏する学生の表情が良く分かる。
今回の指揮者は、いつも学生のバイオリンのトレーナーをしておられた方だ。
確か、普段は第一バイオリン🎻の後方、観客席からは二列目辺りで弾いていた。
指揮中のエネルギーで、汗だく💦。ベートーベンの7番の楽章の合間で汗を拭う。ハンカチ程度では足らない様に見えた。

楽器の音ではない音も聞える。
指揮者の曲の始まりの用意の合図に応える
演奏者が答え身構える時の動作音が心地よい。
スッという音。
多くの人が一斉に構えるので
大きな音として観客席に伝わる。
最初は服が擦れているのかと思っていた。

勘違いかも知れないが、ホールの残響が多かった気がした。
天上とかにカーテンが全く無くて、吸音材が足りない様に思った。

最後に、いつも楽しい演奏会をありがとう。





2019年5月7日火曜日

構想 真空管アンプ 5号機 6DJ8 差動ミニワッター その2 電源系


 電源部は自分で考えたものでも何とかなりそうなので、思いの程を絵に書いてLTspiceでシミュレートしてみた。

■Bluetooth 用 12Vリップルフィルター部
6.3Vのトランスの巻き線から12Vにするため倍電圧整流して、ツェナーがなかったので抵抗で12Vに減圧してみて、トランジスタによるリップルフィルターをつくる。
 トランジスタ(電流増幅)とFET(電圧増幅)の差があり、分圧用の抵抗値(R4とR5の比)は頭ではFETを想定して設定していた。しかし、シミュレートしてみると思い違いに気が付いた。シミュレートして良かったと思う。

■ツェナー/トランジスタによる30Vのリップルフィルター部
 安定化されたB電源(158V)から減圧してツェナーとトランジスタによって30Vのリップルフィルター作る。6DJ8以外の6N6P/7119/6350/ミニワッターと同じ。
 図では、変なところにダイオードD1が1個あるが、影響を与えないのでそのままとする。供給電圧は、29.4Vになるように、出力側に抵抗を入れて最終調整が必要だが、ここには記載していない。

■特記 ダイオード/トランジスタの温度特性
一般的にシリコンダイオードの場合、温度が1˚C上昇すると、順方向電圧VFは約2mV減少します。(-2mV/˚C)
一般的にトランジスタのベースエミッタ間電圧VBEは1˚Cが上がると、約2mVが下がると言われています。(-2mV/˚C)
30VのZD:30VのZDは25mV~30mV/˚Cの温度特性
(ZDは5Vが温度特性がニュートラルになり、電圧が上がると電圧に比例して増す。)
焼石に水ですが、温度補償でシリコンを2つ入れてみました。

ZDの温度特性は以下の資料の11~12ページにある。

後日追記
ベース電圧:基準電圧側(シリコンダイオード2個とZD側)21mV~26mV/˚C
VBE : 相対的には-2mV/˚C
合算すると、エミッタ電圧は、19mV~24mV/˚C
仮に、ケース内温度が25˚C→45˚Cに20˚Cj上昇すると、
エミッタの出口の電圧は、380mV~480mV上昇。30.7V→31.1V程度になる。

初段の電圧上昇によって
真空管側は バイアス浅くなる。電流増える。
      カソード電圧が増える。 プレート電圧が減る。
      負荷直線上を左上に移動するイメージか?


BlueTooth 付きの  
6DJ8全段差動PPミニワッター2017案
AC6.3V電源から、DC12Vを得る 
電源系のスケマ
±0.1VのWhiteNoiseを入れた。
過渡応答特性 20秒間
グレイ:トランジスタのエミッタ電圧
ブルー:トランジスタのベース電圧
ピンク:平滑直後の電圧
DC158V(B1電源)からDC30V電源(B2)を生成
こちらは±2.5VのWhiteNoiseを入れてみた。


2019年5月3日金曜日

つくば 散歩

筍 竹の子。英語ではなんだろう? ?Young Banboo?
散歩途中 たけんこ をパシャり!
田んぼでは、蛙が ”ゲロゲロ” 
田んぼに水が入ったので冬眠から覚めたようだ。
つくば 田園風景が続きます。

製作 Bluetooth Receiver Version1

ペルケさんの以下のHPのBlueToothAudioレシーバー Version1
     http://www.op316.com/tubes/lpcd/bt-receiver-v1.htm
連休中の合間の日にやっと完成した。


■アンテナ線
作業で最も難しいのはアンテナ線のハンダ。
小さい部分なので、ハンダが隣のピンと接触して一時、雑音しか出なくなった。
また、ボードを新調しないといけないのかと悲しくなった。
焦ったが、落ち着いて気を取り直して、ハンダを吸い取り線で吸着して無事に回復した。

■外部アンテナ
RFの U.FL(IPEX/IPX) のコネクタは外れやすいが、接着もしないでそのまま。外部アンテナが稼働しているかはいささか怪しいが、🆗とした。


■コネクタ線の接触不良
コネクタの線に付属していたAWG28の線を使用したが線を曲げたりするとハム音が入る。
ボード等を固定したらどうにか接触不良は収まったので、手を打っていない。
BlueToothReceiver(上)とUSBDAC2号機(下)の2段重ね
BlueToothReceiverの配線の様子。
モジュール間はコネクタ結合とした。
同軸ケーブルは貰い物(PC用)で50cmもあるのでトグロを巻いている。
ゲイン調整用 抵抗/コンデンサ(左上)
20kΩ, 0.22μFを適用した。


■BTRのOPAmp部のみの特性
BTRのOPAmp部のみの特性の計算はいつもお世話になっている以下のページを利用した。
計測はしていない。
  http://sim.okawa-denshi.jp/opampkeisan.htm

利得: 4.66dB程度 
    = 1.71倍 
   (1V入力として、1.7V出力)
帯域: 4~180kHz(±3dB)

特性の計算結果
計算値(周波数特性)

■RLCローパスフィルタ部のみの特性
同様にRLCローパスフィルタ部のみの特性の計算は以下のページを利用した。
計測はしていない。
  http://sim.okawa-denshi.jp/RLClowkeisan.htm

遮断周波数: 33.8kHz
減衰比:   0.653 

RLCフィルタ特性
RLCフィルタ ボード線図