自分で作った電源系統がどうなっているかはよく知ってはいない。
以下のページを参考にした。というよりコピーした。
おんにょの真空管オーディオ
FETリプルフィルタを解析してみる
評価の対象は、以下の
自分の超三極管接続アンプ電源の部
良いかどうかはわからないので上記のページのMOSFETによるリップルフィルタと比較してみた。
全体の傾向の比較
FETのリップルフィルターはゆっくり立ち上がるのが見て取れる。
自分のLCよるフィルターも色々な所からつまみ情報を食いして勘で作成したが悪くないと思った。
次は詳細な部分を比較する。
同じレンジで書いてみたが、FETリップルフィルタの振幅が小さいのがわかる。
±2mV程度と±40mVの差がある。
*)追記 Outputの点での電圧で比較したが、FETリップルフィルタの本質は、47μFのコンデンサと33kΩという大きな抵抗によるパイ型フィルタを作成できることなので、FETのgate電圧を合わせて見るとよい。
勘で作ったにしては、悪くはなかったが、でもね?
そこで、以下の点を改良してみた。
①チョークコイルの変更 インダクタンスの増加
PMC-228H
チョークトランス・PMC-228Hインダクタンス2H/最大電流280mA/DCR 51Ω
黒色バンド型概略寸法90X63X58
→
PMC-1010H
チョークトランス・PMC-1010Hインダクタンス10H/最大電流100mA/DCR 187Ω
黒色バンド型概略寸法85x58x53
②コンデンサの容量増加
最終のコンデンサを50μF→200μF
③ダイオード直後の抵抗追加
ラッシュ電流を弱める目的で100Ωを追加。
これだけ対応してFETフィルタに近いレベルまで下がった。
でも、唸っているようにも見える。
いいのかなぁ? 悪いのかなぁ?
シミュレーションなんで、現実とうり二つにはならないが、傾向は正しいと思いたい。
次回電源系をつくるときには、LTspaiceは大いに参考にしたい。
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