2009年2月27日金曜日

初采配

こんなに早く、他チームと試合をするとは考えていなかった。

コーチになって1ヶ月未満。
対戦相手は、息子が元所属していたチーム。
老舗である。相手のコーチは息子がやめるときに、
僕がいらないことを言って、けなしてしまった人。
多少バツが悪い。

相手は6人こちらは9人なので、6人で試合をすることにした。
当方は、小学3年から幼稚園の年中まで。
試合もどこ吹く風、我関せずという子供もいる。
相手にも、そんな子供が一人いた。
相手チームはサッカーができる子が1人いた。
当方の構成は
 3年生が1人
 2年生が2人
 1年生が4人
 幼稚園児が2人
これで、イーブンという感じである。
2人くらいは試合に集中できず遊んでいた。
うまいやつだけで、すべての試合に臨んだら勝てるでしょう。
しかし、スクールだから、みんなで楽しくサッカーをやりたい。
少しでも、楽しかったと言ってほしい。
  ジレンマ。ジレンマ。じれったい。
相手に点を取られれも寂しくないやつもいる。
10分を5本やった。
1本目はやられ放題。
初采配のためか、ベンチから指示はなし。
0-3の完敗。
2年生のエースは点を取られたくないので、
キックオフの時はあがっていくが、その後すぐに
下がってしまって試合にならない。

2本目の前にお説教。
「サッカーはひとりでやるスポーツじゃない。
お友達が戦っているときに傍に行って助けてあげなさい。」
「毎日の練習で技を磨いているので、
1つでいいからコーチに見せとくれ。」
と2つの課題を出した。

2本目以降、ベンチから大きな声で指示。
子供たちはコーチのロボットではないので、
ベンチから大きな指示を出して動かすのはよくないと思っている。
でも、ついつい、大声が口をついて出る。
子供たちは、戦う気持ちを前面にだしてくれた。
お陰で、2本目以降はイーブンな試合となった。
いいプレイには拍手を。
遊んでいる子には集中を促す。
前向きな指示を。
あっという間に5本が終了。
2年生の2人が点を取っただけだったが、
みんな楽しめただろうか。
練習したフェイントは試合で使えただろうか。

次の試合には、もう少し話ができるように準備をしておこうと思う。
楽しんでサッカーができるように。

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