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超三極管接続アンプ (10EM7/5693) |
昨年作成の超三極管接続(Super Triode Vacuum Tube Amplifier )アンプのまとめ
使用した真空管 RCA 10EM7/10EA7 と RCA 5693(6SJ7)
◆10EM7 出力管の設計点
プレート電圧 240V
プレート電流 40mA
バイアス電圧 25V
グリッド電圧 50V
カソード電圧 75V
◆10EM7 電圧管の設計点
プレート電圧 240V
プレート電流 0.5mA
バイアス電圧 4V
グリッド電圧 46V
カソード電圧 50V
◆5693の設計点
プレート電圧 46V
プレート電流 0.5mA
バイアス電圧 1V
グリッド電圧 0V
カソード電圧 1V
◆10EM7 出力管の設計点
出力管のプレート損失は10Wなので大分余裕がある。典型的な動作点:150V,50mAに対して控えめな動作点を選んだ。6.6W(165V,40mA)。ヒーターは6W(6.3V,0.925A=10V,0.6Aと推定)。
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10EM7 unit2(power ) の設計点 |
◆10EM7 電圧管の動作点
電圧管のプレート損失は1.5W。典型的な動作点:250V,1.4mAに対して、195V,0.5mA(約0.1W)。
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10EM7 unit1(voltage)の動作点? |
◆5693の動作点
5693は以下の点です。46V, 0.5mAで動作させては歪みが大きいと思います。損失は2.5Wなんですから。通常の動作点は100-250V,3-9mAというレベルです。結局は10EM7との直結なので、10EM7のカソードの電圧降下が大きくなっていしまうのでそんなに電圧を上げることは考えませんでした。ヒーターは2W(6.3V,0.3A)。
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5693の動作点? |
◆回路図は以下のようにしました。
消費電力は24W(増幅部)+16W(ヒーター)=40W程度です。発熱で10EM7に手で触れることができません。5693にさわることは可能。
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回路図 |
足掛け3年でやっと完成できました。
設計するにあたり、宇多様のHPを何度も何度も参考にさせていただきました。この場で遠くから静かにしかも勝手に、感謝の意を表します。ありがとうございます。回路についてはわかりません。