前回の記事は、2021/10なので4年越しの完成になる。いつも遅いなと思う。
◾️作成状況
6.35mmステレオ標準プラグを採用した3mケーブルをぶったぎってバランスケーブルを作成した。写真
2.5mm 4極プラグは小さくてハンダつけが難しい。ハンダして目をつぶって黒い熱収縮チューブに閉じ込めてプラグ/バックシェルを捻って完成。
最初は熱収縮チューブをかぶせずにバックシェルを捻ったら断線してしまった。
ハンダしたところは、グルガン、接着剤、または 熱収縮チューブで保護しないとダメですね。
また、プラグを保持/固定する治具がないとハンダ付けはできません。
■問題発生(2025/1/24追記)
ワイヤーが固いためか、接触が悪い。普段、写真のヘッドフォンアンプを胸の中にしまって、そこからワイヤーを出している。冬はマフラーを使用するので耳元が固定するので頭を振ると断線が発生する。マフラーを使用しなければ特段の問題はない。今回ハンダした部分の問題だろう。がしかし、Sennheiserはなぜこんなに硬いケーブルを標準で添付するのだろうか?なぞだ。
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2.5mm 4極 バランスケーブル |
◾️結線の仕様
上記にプラグの結線を描いたが念のため書くと
Sennheiser側 Tipから順に
L(+)、R(+)、L(-)、R(-)
アンプ側(Astell & Kern) Tipから順に
R(-)、R(+)、L(+)、L(-)
◾️作成の背景
https://a.aliexpress.com/_okuPrsV実は、自作を諦めて上記のケーブル購入したがシングルエンドの接続だった。
ヘッドフォン側のプラグが外せないので完全に検証できた訳ではないが、TRRSのRとSが接続されているはず。アンプ側のプラグのバックシェルは外せたのでS部を切断して導通を調べた。
まさか接続ミスとは気がつかず、「音を大きくするとなぜか雑音が増えるなぁ。」ぐらいの感じだった。線にヒゲが生えて何処かで接触しているのかと思っていた。
現在、ケーブルを交換する様にアリエクスプレスと交渉したら、10ドルを送料として払ったら新品を追加で送ると言っている。謎の商売か?検討中。ヘッドフォン側のプラグ(のバックシェル)が簡単に外れないので自分で修理する訳にもいかないのが現状。(2025/1/24追記)
(2025/2/20追記)
10ドル払って新しいものを入手。
今度はさすがにOKだった。ヘッドフォン接続状態でアンプ側から抵抗計測
T/R右 (R(-)/R(+)) :49.8Ω
R/S左 (L(+)/L(-)) :47.7Ω
T/S間 (R(-)/L(-)) :絶縁
今更、左側でプラグ/ジャックで接続 右側にアーチを経由して渡している間に2Ωのロスがあるの?MDR-1Aも似た傾向。偶然? 以下にMDR-1Aの結果を示す
T/R右 (R(-)/R(+)) :27.1Ω
R/S左 (L(+)/L(-)) :25.0Ω
T/S間 (R(-)/L(-)) :絶縁
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長さ70cmの2.5mmバランスケーブル |