やってみると、2.5mmプラグ×Litz線のハンダの難易度が高い。
Litz線は線を剥ぐ工程がないのに絶縁用のエナメルの色で判別できるので工業製品のイヤフォンケーブルにはよく使用されているように思える。エナメル線以外の細い糸を混ぜているケースもある。今回のはそれ。
Tryしてみてたのは、Sennheizerについてきた6.3mmプラグを4極の2.5mmプラグに変えようと頑張ってみた。SennheizerのHeadPhone側の2.5mmプラグがやや特殊で細いプラグのみ使用が可能なようなのでついていた6.3mmプラグを改造しようと思い立った。
が上手くハンダできていない。導通がない。厳しい結果。
いつも失敗ばかりなんで失敗に慣れたかもしれないが、やはり敗北感を味わうのはつらい。
自分で結合するなら、Litz線はやめて普通の銅線の4Strand線がBestと感じた。8Strandもできるかもしれない。ハンダの腕に応じた銅線を選ぶのが大事なようだ。私には太い線がいいとは限らない。
以下は、Webで調べた線に関する情報。AWGさえ知ってれば大体問題ないが、detailedにこだわり始めると調べたくなるので整理してみた。
素線(wire)
一本あたり直径0.05mmからあるようだ。
素線を 7本、19本、37本、61本、7×7本 という感じで束ねて撚り線(Stranded wire)
にしている。
撚り線(Stranded wire)
撚り線をPVCとかTEFLON®で絶縁して、編み込んだのが売っているEarPhoneCordになる。(平衡伝送を前提に)最低の撚り線の数は4本なので 私が手作りするなら 4 Strand Braid Wire がよい。編み込み線(Braided Cable)になる。
英語は、撚り線がStranded Wire
Core:例えば素線7本から撚り線を作るときの中心の1本をCoreと呼ぶらしい。
Strand/Core は Ropeの概念のようで、電線も似た作りをしているので、同じように使うが、ロープのように撚り線をきっちり組まないといけない訳ではないので、曖昧に使用しているような感じ。
特に日本語では 電線の撚り線全体を芯線と呼んだりする。
芯線は英語に直すとCoreになるので違和感がある。
英語も曖昧で撚り線を構成している素線の本数を示すとき、19Coreと呼んだり、19Strandと呼んだりしている。
編み込み線(Blaided Cable)のほかに絶縁した線を束ねたケーブルは(Jacketed Cable)と呼ばれる。外側の絶縁をJacketedと呼ぶようだ。日本語では3芯電線とか4芯電線とか呼ばれる。芯の概念があいまいになっている。この概念は英語だと3-Conductor Cable 4-Conductor Cableかな。
銅線の品質?
OCC線ならBest、OFC線はBetterと言ったところか。
ちなみに、
UP-OCC (Ultra Pure Copper by Ohno Continuous Casting Process)
LC-OFC "linear-crystal" (LC-OFC) or "monocrystal"
OFHC Oxygen-Free High-Conductivity (OFHC) copper
OFC Oxygen-Free-Copper
6N = six-nine =99.9999%
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